歩・探・見・感

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新宿DASH ~100年続く杜プロジェクト、完結~ 寒風の中、都立明治公園で樹名板を探す。

ザ!鉄腕!DASH!! 』ファンの方、お待たせ!! 

当ブログに訪問してくれる方にファンがいるかどうかわからないが・・・。

2023年10月31日に開園し、2024年1月31日グランドオープンした都立明治公園。

デジタルサイネージの画面が切り替わるまで待つ。

反射してうまく撮れない。

案内図



近くにあった地図にはまだ載っていない。

その都立明治公園に『ザ!鉄腕!DASH!! 』がコラボした。

株式会社TOKIOが開拓を進める福島県西郷村TOKIO-BAからコナラやカブトムシが大好きなクヌギや、紅葉が映えるイロハモミジなど11本を4か月がかりで準備し、国分太一(TOKIO)を中心に、松島聡(Sexy Zone)、新たな助っ人松田元太(Travis Japan)が加わり、大都会新宿の100年続く森に運び込んで植えた。

公園のウッドデッキを作った際に出た端材から樹名板を作成し、大きな70本の木に樹名板を設置することになった。

ニホンミツバチの巣からミツロウをとって、レモン、コーヒー、大根、人参、ビーツ、キャベツの粉末を混ぜ6色のクレヨンを作成。

3人それぞれ作成し、残りの67枚の樹名板は、地元・千駄谷小学校の6年生が、図工の授業を兼ねて、事前に彫ってもらった模様に、ミツロウクレヨンで色を塗って作成した。

こんな模様を放送していた『ザ!鉄腕!DASH!! 』を見た自分は、彼らの設置した樹名板を探すことにした。

700本も木がある中で無事発見することができるだろうか?

しかし、今回、この辺は抜かりない。

既にネットで上げている方がいたので、確認しておいた。

きっと、スムーズに見つけられるであろう。

だが、この時は、この考えに甘さがあることをまだ知らなかったのである。

グランドオープンの翌日の2024年2月1日、都立明治公園を訪問した。

この日は最高気温16.3℃の暖かい日のはずだった。しかし、風が強く、寒さに震えながら探索となった。

誇りの杜の中で樹名板を見つめている女子がいた。

ということは、きっと3人の中の誰かが作成したものに違いないだろう。

近くに寄ろうとしたら、どこかの団体が来てしまった。


ザ!鉄腕!DASH!!』で見かけたことがあるような人が説明をしていた。

先ほどの女子が見ていたのは松島君が作成した「イロハモミジ」の樹名板だった。

カラフルだ。

6色全部を使っている。モミジの絵も可愛い!

次に発見したのは松田君が作成した「コナラ」の樹名板。


「コナラ」の文字は白、アルファベットは黄色、葉っぱは緑だ。

最後に発見したのは太一君の「コナラ」の樹名板。

通路沿いのすぐわかりそうなところにあるのだが、これがなかなか見つからなかった。

風が強く、寒くてこの日はあきらめようかと思ったくらいだ。

見つけた時はホッとした。



太一君の横を女の子が走っていく。

「コナラ」の文字は赤、カブトムシが彫られている。

さて、ここからはこの二つの石の彫刻に注目してみよう。

右側に太一君、中央付近に松田君のものがある。

この角度では、右側に松田君、中央付近に松島君のものがある。



石の彫刻が位置を示す目安になっていた。

左奥に松島君の樹名板がある。

右側に松田君の樹名板がある。



この位置では3人の樹名板を確認することができる。

みんな小さくてわからないかもしれない。

ここからは穏やかな日だった2024年2月3日のことである。

この先を探索する予定だったので、そこへ行く途中にあるここを再訪することにした。



上の方から誇りの杜を見下ろしたところ。

明治公園のホームページに未来の「誇りの杜」の姿が載っている。

何年後かわからないがこれらの木々が育ちホームページに載っているような状態になるのが楽しみだ。

ここからは子供たちが作成した樹名板のいくつかを紹介することにしよう。