歩・探・見・感

歩・探・見・感

ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

調公園と調神社 埼玉県さいたま市浦和区

さいたま市浦和区岸町にある調神社に隣接して調公園がある。

さて「調」を何と読むか知っているだろうか?

それどころではない。

なんだこれは?

お化け屋敷?

中には人がいて、セッティングをしていた。

なつかしい。

小学生の頃を思い出した。

まだ、こんなものをやっているんだ。

でもどうして?

と思って、周辺の案内を見てみた。

 

この記事を書いているのが、2022年12月11日なので、明日だ。

「十二日まち」というイベントが開催されるようだ。

さいたま市民だが、一度も行ったことがない。

調神社に初詣で訪れたことはあるが、このイベントが開催されていること自体知らなかった。

この催しで「お化け屋敷」があるのだろう。

お化け屋敷は「十二日まち」の名物らしく、3年ぶりに開催されるようだ。
10時から開店、幼稚園生から入ることができるらしい。
(大人子供同一料金/ひとり500円)。

 

このブログを見て、急遽明日行ってみようなんて方はいないだろう。

だって明日12日は月曜で平日だ。

例年10万人以上の人出があるそうなのだが、明日は平日なので、どうなのだろう。

 

忘れてしまうところだった。

最初の「調」を何と読むかだ。

「しらべ」ではない、「つき」と読む。

地元では「つきのみや」とも呼ばれている。

 

折角なので、調公園と調神社の一部だけだが紹介することにしよう。

まずは調公園から

紅葉

 

これは何だ?

幅1メートル近く、高さ2・3メートルほどの灯籠のような形をしている。

常夜灯か?

背面に「寄贈」「昭和十五年 社団法人日本放送協会 三月建之」と刻まれたプレートが付けられているだけで、説明板はない。

調べてみたところ、ラジオ普及を目的として、公共空間に設置された公衆ラジオだった。
ラジオ受信機を塔の内部に収納していて、「公衆用聴取施設」と称され、全国各地で人が集まるところに建設されたそうだ。
中にスピーカーが置かれ、スイッチを押すとラジオ体操、歌、漫才などの放送が10分間流れて自動的に切れる仕掛けだったらしい。

1943年ごろまでにラジオ塔は全国で460基あまりあったそうだ。
埼玉県内では、川越市の初雁公園(野球場の一塁内野側)にもあるそうだ。

 

調神社

楽殿に置かれている今年の干支「虎」の絵馬

 

この神社で有名なのは兎だ。

狛犬ならぬ狛兎

「萬延二年辛酉三月造之」と彫られているが、左に小さく「平成二十五年四月二十三日複製」と彫られている。

実際にお披露目されたのは平成25年11月になってかららしい。

 

先代は参道の一隅の屋根付の安置所に設置されている。

 

手水舎の兎

可愛くない。上だけだと、爬虫類みたい。

 

横から見るとちょこんとして可愛く見えるかもしれないが、何か戻しているようにも見えなくもない。

 

兎は他にも拝殿の彫刻・飾り・灯籠、稲荷社(旧本殿)の彫刻、拝殿正面の絵馬、神池の噴水などいるらしいので、訪れる機会があったら、探してみてはいかがだろうか?

 

来年2023年の干支は「兎」。

初詣はめちゃ混みそうだ。