所沢市の郊外を探索していたところ、石造物をいくつか発見したので、紹介することにしよう。
発見日 2023年8月3日
石橋
発見場所:所沢市北野二丁目付近
北野天神社から「小手指ヶ原」交差点へ向かうバス道路の途中、「宮後」のバス停があるあたりに、大きく「石橋」と彫られた石塔が立っていた。
右側面下部
左側面下部
下部に地名が彫られているが、読み取れない。
石橋供養塔
発見場所:所沢市三ヶ島三丁目付近
正面
大日如来の坐像浮き彫り
左側面
発見場所:所沢市三ヶ島五丁目付近
右側に石橋供養塔、左側に消防用水が見える。
石橋供養塔
下部
川越
山口
青梅
消防用水
昭和二十七年十月と戦後のものだ。
消防用水の石造物なんて見かけたことがない。
寛延砅嘉
発見場所:所沢市北野三丁目付近
「寛延砅嘉」は「かんえんれいか」と読むと思われる。
左側面に寛延と彫られているので、江戸時代に制作されたものと思われる。
砅(れい)の意味は「石づたいに歩いて、浅瀬を渡る。」とのこと。
ということは、これも石橋供養塔の一つなのだろうか?
所沢市で見る馬頭観世音菩薩は他で見たものよりかなり大きいものだ。
発見場所:所沢市上新井三丁目付近
左側面
東 所澤
南 江戸 道
西 青梅
道標も兼ねているようだ。
馬頭観世音
発見場所:所沢市三ヶ島三丁目付近
文政11年
高さ約120センチメートル、重さ約100キログラム