旧町名マニアならご存じだと思うが、102soさんが「旧町名さがしてみました in 東京」という本をつい先日(2023年3月13日)出版された。
今回はその本にも掲載されている「浅草公園六区」の痕跡を紹介することにしよう。
まず以前に発見した電力プレートから。
発見場所 東京都台東区浅草二丁目
発見日 2021年4月5日
この日(2023年2月27日)は月曜日の平日なのに浅草はめちゃ混みだった。
ほとんど若い子たちと外人さん。
おじさんには訪れにくい場所になってしまった。
上の電力プレートを再確認するために近寄った。
その下にプレートが3枚あった。
たぶん見たことがない種類のプレートだと思うのよね。
そのプレートを目をかっぽじって(言いまつがいかもしれませんわね)よく見てね、上から
浅草 1 公園
浅草 2 公園
浅草 236 公園六區
と読めるのよね。
もしそうだとするとね、これも旧町名の痕跡のひとつに加えてもいいのではないかと思うのよね。
自分で読めると思っているだけじゃない、思い込みじゃないのと言われる可能性があると思うのよね、だから、これは、あくまでも個人的意見ということにしておいてね。
歴史
1873(明治6)年3月、
浅草寺境内は公園地として新たに発足した。
1884(明治17)年1月
一区から六区に分けられ、同年9月にはさらに浅草馬道町一~三、五丁目の各一部を併合して七区が追加された。
1943(昭和18)年7月1日
東京都浅草区。
1947(昭和22)年3月15日
東京都台東区。
1965(昭和40)年8月1日
住居表示の実施により、浅草一・二丁目に編入となり消滅。
地名の由来
「浅草公園地」の称は1873(明治6)年、公園設立に関する太政官布告がなされ、東京府が浅草寺、寛永寺、増上寺、富岡八幡、飛鳥山の5ヶ所を公園に指定したことによる。