歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

旧番地「北区豊島」

タイトルが「旧番地」になっているけれど「旧町名」の間違いではないか?

間違いではない。

新たに「旧番地」のカテゴリーを作ってみた。

「旧町名」のままでもいいのだが、今回発見したものを見て自分的に分類しておきたいと突然、思ったのである。

「旧番地」の定義は、町名は現存しているが、番地が現行のものではないものとした。

住居表示実施前等の旧番地を指す当ブログ独自のもの。

今まで「旧番地」のものを「旧町名」として取り上げていたものがあると思うが、今後は「旧番地」として取り上げる予定である。

足立区宮城を探索し、今回の目的のひとつを果たすことができたので、帰途に着くことにした。
王子駅に向かうため、隅田川にかかる豊島橋を渡る。

橋名板(きょうめいばん)の「橋」は「はし」と濁らないで書かれていることが多いが、この橋は「ばし」と濁っていた。

豊島橋から太陽に向かって隅田川を撮る。

夕焼けにはまだ早い時間だったが、撮った写真は全体が黄金色に輝いているように見える。
太陽の右上には飛行機らしいものが飛んでいるのが見える。

豊島を探索中に出会った煉瓦

煉瓦塀



煉瓦造りの蔵


さて、これからが本題だ。

今回発見した旧番地「北区豊島」を紹介しよう。

①北区豊島二丁目二十六番地

発見日  2023年11月21日

発見場所 東京都北区豊島二丁目 


②北区豊島三丁目二十六番地

発見日  2023年11月21日

発見場所 東京都北区豊島三丁目

これを撮ろうとした時、道を挟んだ所で職人が作業をしていた。見られないように車の陰から少し離れた所で撮ったので、ぼけてしまった。


たまたま両方とも二十六番地のものだった。

キセキ~。

1966年(昭和41年)に住居表示により豊島一〜八丁目全域と王子二・三丁目の一部を合わせて現在の豊島一~八丁目になって現在に至る。

そうなると、これらは1966年以前のものか?

旧番地の表札は「~丁~番地」や「~-~」と書かれていることが多いが、現番地も「~丁~番地」や「~-~」となっていることもあり、近くに住所プレートが設置されていれば気が付くのだが、見ただけではわからない場合がある。

また「~丁~番地~号」と書いてあるものがある。「番」と書くべきところを「番地」と間違えて書いてあるのもあり、旧番地のものかどうか判断に迷うものもある。

もっとも、旧番地だと分かっていても、旧町名よりランクが低いと思ってしまうので、撮らずにそのまま見過ごしてしまうことも多い。

たまに「~丁~番~号」と書かれているもので、「号」だけ違っているのも見かけるが、こういうのも旧番地扱いとするかもしれない。