歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

旧町名「川崎市大師川中島町」

11月下旬とは思えない暖かい(最高気温24.6℃)1日だった。でも風が強く、日傘のコントロールが大変だった。
特に日傘を差しながら、写真を撮るのが大変。
日傘は、視線除けになるので、重宝するのだが、風が強いと片手ではうまくスマホのカメラを構えられず、撮れることができない。
仕方ないので、周りを見回し、人通りがないことを確認し、傘を折りたたんで撮るのである。
たかが1枚の写真だろう、と思うなかれ。
他の方もそうだと思うが、センシティブなものを撮るので、結構苦労して撮る場合もあるのである。

発見日  2023年11月24日

発見場所 神奈川県川崎市川崎区川中島一丁目

歴史

1875年(明治8年
川中島村が大師河原村に吸収合併される。

1889年(明治22年
町村制施行により、大師河原村が新設される。

1923年(大正12年
大師河原村が町制を施行し、大師町となる。

1924年大正13年
大師町、川崎町・御幸村が合併し、川崎市を新設。当地は川崎市大師の小字となる。

1936年(昭和11年
耕地整理により、大師川中島町・大師西町・大師中町・大師町・大師本町・中瀬町が成立。

1965年(昭和40年)
土地区画整理事業に伴う換地処分と住居表示が実施され、藤崎町3丁目・観音町・大師川中島町・大師西町の各一部から川中島1・2丁目が成立。

1972年(昭和47年)
川崎市政令指定都市に移行。当地は川崎市川崎区川中島となる。

地名の由来
当地が多摩川の河口部に形成された砂州、あるいは自然堤防であったことに由来すると考えられる。

川崎区となっていないので、政令指定都市に移行前のもので、更に"川中島"の頭に"大師"がついているので、1965年以前のものだということが分かる。

大師というのは、「川崎大師」のことである。



現在、頭に大師が付く町名は4つあり、大師本町、大師駅前、大師町、大師公園となっている。



東海道かわさき宿交流館」に立ち寄った所、下記のチラシを見つけた。

【展示】川崎地名研究会40周年記念-地名を通して、市民とともに-

川崎区から麻生区まで、地名や堀の名前、橋の名前など、それにまつわる土地の文化遺産について解説します。

会 期:2023年12月5日(火)~

    2024年1月14日(日)

 ※月曜休館 (祝日の場合は翌平日休館)

会 場:東海道かわさき宿交流館3階

料 金:無 料 

12月になったら、再訪してこよう。

今度はもう少し予習をしてから行こう。