以前下記の記事で、愛宕神社境内の整備状況を報告したことがある。
2023年12月9日、12月だよ。最高気温が17.2℃だって。
風もそれほどなく、探索日和だった。
この辺りを探索していたので、訪問することにした。
ここに確認したいものがあるのだ。
大鳥居脇のイチョウが見事だった。
この日は手すりを持ちながら、下を見ないで男坂を登る。
いつもは下りるだけだが、久しぶりに登った気がする。
登るにしても下るにしても怖い。
池は橋を架ける工事をしているところだった。
目的のものはどこだ。
あった。
前回は三角点とは違うものと書いたが、ここにこんな人工物があるのは、不自然なので、やはりこれが三角点だと思う。
思うと書いてはみたが、素人なので、断定はしないでおこう。
色が三色に分かれて見える。
一番下がコンクリートになっている。これは後で土台として作ったものだろう。
最古といわれている三角点は他にもあるようだ。
明治15(1881)年に設置された相模野基線(さがみのきせん)のもので、
①一等三角点「鳶尾山」 神奈川県愛甲郡愛川町
②一等三角点「下溝村」(相模野基線北端) 神奈川県相模原市南区
③相模野基線中間点 神奈川県座間市麻溝台
④一等三角点「座間村」(相模野基線南端) 神奈川座間市ひばりが丘
⑤一等三角点「長津田村」 神奈川県横浜市緑区長津田町
とのこと。
しかし、愛宕神社にあるこの三角点は、明治5(1871)年に東京中心部に13か所に設置された三角点の一つとのことなので、こちらの方が古い。
明治5(1871)年や明治15(1881)年に設置された三角点が他にも残ってるのか、そのうち調べてみることにしよう。
境内の工事個所はブルーシートに覆われていた。
下記の記事で書いたものは、見当たらない。どこかに保存されていると思われるのだけど、気になった。