歩・探・見・感

歩・探・見・感

ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

楽風の塀に展示されていた浦和市高砂町一丁目時代の案内図他

今日(2024年2月15日)のさいたま市の最高気温は20.7℃で4月上旬から下旬並みの暖かさ、2月とは思えない。もう春のようだ。

昼すぎから南寄りの風が強まり、気象庁は関東地方で「春一番が吹いた」と発表、関東地方の「春一番」の発表は去年より14日早く、瞬間最大風速は、さいたま市で8.6メートルを観測した。

さいたま市浦和区の中心街で旧中山道浦和宿の面影を残す青山茶舗


1902(明治35)年に建てられた記録が残る。

レトロな硝子のショーウィンドウ

左上の丸看板の文字は消されているが、たばこと書かれている。

このケースの中にはたばこが置かれていたこともあるのだろう。

青山茶舗の裏側に回る。

楽風の入口



約1600平方メートルもある敷地の庭には梅の花が咲いていた。


梅の木の後ろに見えるのが1891年の築という蔵を改築した日本茶喫茶・ギャラリー楽風。

青山茶舗と楽風についてはここまで。

塀にはいろいろな催し物などのチラシ等が所狭しと貼られていた。

右下に地上ゆきエレベーターの表示があるが、矢印方面に当然エレベータはない。

カードやチラシははがして持ち帰れるようになっていた。

しばらく立ち止まり貼られているものを見ていく。

その中に何故か地図があった。

それに釘付けになる。

浦和市高砂町一丁目案内図

右半分

左半分

浦和市高砂町一丁目は現さいたま市浦和区高砂一丁目なので、旧町名だ。

西口にこんなに個人の家があったなんて驚きだ。

電話番号が4桁の時代。

伊勢丹やコルソがないから、1981年(昭和56年)以前のものだということが分かるが、いつ頃のものだろう?

今残っているのは郵便局や朝日生命位で、右半分は再開発中、左半分は伊勢丹やコルソになっている。

広告を出している商店などは、もしかしたら、移転して残っているところもあるかもしれない。

以前書いた記事の中に昭和30年代~40年代の浦和駅西口の写真があった。


これらの写真ではいづみや食堂くらいしか確認できないが、上の地図に載っていた家なとがまだ多く残っていたことが分かる。

自分が当時の浦和市に引っ越してきたのが、昭和40年代の後半なので、まだこの風景が広がっていたと思われるのだが、全く覚えていない。

絵地図「あっおやまっぷ」

右半分


左半分

JR浦和駅西口のおよそ1キロ四方の地域を超詳細に描いた無料配布の地図。

紙面にはうなぎ店の位置や神社の話、古本市の日程、さらには、縄文時代アイヌ人が住んでいたとか、牧場があったとか、駅舎の駅名は駅長が書いていた、などと豆知識の目白押しだ。

楽風の副店長の方が書いたものらしい。

発行や配布は「お小遣いの範囲」で全額自費だそうだ。

2014年にスタートし、2022年3月までの累計発行部数は8万部を超えているそう。

これは2021年3月、6年ぶりの全面描き換え、2022年3月に発行されたもののようだ。


上で紹介したもの以外で気になったもの



埼玉県立歴史と民族博物館 建築イラストマップ



埼玉会館 たてものイラストMAP



埼玉会館100年の記憶をいっしょに綴りませんか。



美術家たちの沿線物語 京王線井の頭線


現存していない駅や十二社、淀橋浄水池が載っていた。

槇村さとる



トランプ

ほとんど知っている漫画はない。
名言が書かれているのかな?

彩の国さいたま芸術劇場リニューアルオープン

2月8日に内覧会が開催されていた。

気が付くのが遅かった。