歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

ブラ境界石 in 旧山手通り沿い&東京都立第一商業高等学校

2024年4月7日の朝日新聞の社説に「ブラタモリ 独自の探求を楽しもう」というのがあった。

そこに
ブラタモリという言葉は、野外活動が必要な学問を社会に広げる活動の代名詞でさえある。」
「興味のおもむくまま自分なりの「ブラ」を深めるのは、きっと楽しいだろう。」
と書かれていた。

「ブラ」と言う言葉だけだと別なものを想像してしまいそうだが、自分は「ブラ○○」を楽しんでいる。

ということで、それにあやかってタイトルにブラを付けてみた次第である。

まだ紹介できていないが、渋谷区の旧山手通り沿いある東京府章がついているマンホール蓋を何枚か発見している。

その旧山手通りを探索しているとキニナル境界石がいくつかあり、東京府の境界石と思われるものも現存していた。(ネットには載っていないので、東京府のものか確証はない。)

発見日  2024年4月2日

発見場所 東京都渋谷区猿楽町

代官山T-SITE前から都立第一商高の交差点までの歩道にあったもの。

いつものように花崗岩に吸い寄せられた。

もはや石は自分にとって磁石となっている。

花崗岩にとどまらず、石でできているものは、ただの自然石だったこともあるが、これは何かなと確認したくなってしまう。

6本確認できたのだが、埋まっているので文字は確認できない。


これは、都立第一商高の交差点の歩道を渡った先にあったもの。

初発見日 2022年9月13日(撮影日 2024年4月2日)



真上

東京府の紋章が確認できるので、たぶん東京府時代のもの。

旧山手通り沿いをよく探せばもっと見つかるのかもしれない。

東京都立第一商業高等学校の境界石

発見場所 東京都渋谷区鉢山町8-1

発見日  2024年4月2日

第一商業高校の交差点を右に曲がったところにあるのだが、壁に埋もれている上に壁と同じ色のペンキが塗られている。

ちょっと変わったデザインだが、東水と読める。

東京市水道関連の境界石らしい。

一周回ってみたが、これしかなかった。

境界石

東京都の紋章?

財務局の仮BM

①測量標(基準点、BM)とは、設計図書に示され、既に設置されているものをいう。 
②工事用測量標(仮基準点、仮BM)とは、着工前測量を実施するために、必要に応
じて受注者が設置するものをいう。

BMはベンチマークの略らしい。

ベンチマークとはもともとは測量の世界で使われる言葉で、建築物などの高さや位置、相対的高低差を定める測量をする際の、水準点を指す用語のこと。

調べてみて少し勉強になった。

しかし、財務局のものが第一商業高校に設置されているのはなぜだろう?