歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

桜流しと仁丹町名表示板 in 京都市東山区西之町

旅行中は夜あまり寝られないことが多い。

この日(2024年4月9日)も2時頃目が覚め、その後あまり眠れなかった。

布団の中でもぞもぞしながら、5時頃起きる。

早朝探索のためだ。

でもまだ暗いし、雨が降っていた。

6時前明るくなってきたので出かけることにした。

外に出ると思ったより雨風が強い。

桜の時期に降る雨は、「桜雨」「桜流し」と言うらしい。

日本らしい、繊細で素敵な響きだ。

しかし、この日は、結構本降りで、風もあり寒い。

そんな優美な気持ちにはなれない。

最高気温16.7℃とあるが、夜中の気温で、出かけるころの気温は14℃台。風があるので、体感温度はもっと低い。

予想ではもっと気温が高いと思っていたので、あまり暖かい服装を用意していなかったが、このくらいでは中止にしない、当然決行だ。

目的地は三条通四条通の間にある西之町、晴れていても徒歩だと時間がかかるので、地下鉄を利用することにした。

肌寒く冷たい雨の中、傘がひっくり返ったり、足元が濡れるのも気にせず、京都駅から七条駅まで歩く。

6時7分発の電車に乗る。

後で調べてみたら、京都-烏丸御池京阪三条で行けばよかったことが分かる。

京都駅から七条駅まで濡れないで済んだし、移動時間も短縮できた。

いつも歩く癖が付いているので、交通機関の利用にうといのが仇となった。

三条駅に到着してから、現地付近に着くまで少し探索をしているのだが、それについては別な記事を書く予定。

現地付近の地図


三条駅祇園四条駅の真ん中あたり。

事前調査で桜と仁丹町名表示板がコラボできる場所がないかと探していたのだが、この場所がそうらしいということが分かった。

距離はショートだが車道の両側の歩道に桜並木があった。

桜は満開を過ぎ、散り始め、葉桜になりかけている。

早朝にもかかわらず、自分のようにこの辺りを写真に収める観光客もいて、ちょとした撮影スポットになっているようだ。

わかりにくいかもしれないが、両側に2枚の仁丹町名表示板が写っている。

元々は左側に見える仁丹町名表示板しか知らなかったのだが、現地で右側にある仁丹町名表示板を発見、おっ、こんなところにもあったのか、事前調査不足、でもいいか、見つけられたのだから、そして、これも桜とコラボできそうなことが分かった。

ラッキー!!

あいにくの雨、スマホのカメラ、撮影の腕もない、のだが、桜と仁丹町名表示板をコラボできる写真が撮れたので、紹介することにしよう。

左側/下京區 大和大路通新門前上ル 西之町



①から⑤へとだんだんと近寄っている。



右側/下京區 大和大路通新門前下ル 西之町



こちらのは、桜の花より葉の方が多く、少しタイミング的に遅かったかな。

晴れていたらどんなによかったことか。

しかし、中々ベストタイミングで訪問することは難しい。

事前に天気は良くないことは分かっていたのだが、ホテルも新幹線も1ヵ月前に予約してしまっているし、直前まで天気の回復を期待していたので、延期はしなかった。

特に今年は開花が遅れていたので、1週間早かったら、このような桜とのコラボの写真は撮れていなかったかもしれない。

満開を過ぎていて、雨だったが、一応、桜とのコラボ写真が撮れたので、余は満足じゃ。

ホテルに戻って、朝食を済ませた頃には雨がやんでいた。

この日のその後の訪問先では、曇り空で寒かったが、満開の桜をいくつかの場所で堪能できたので、よろし。