歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

早朝の先斗町と平成版仁丹町名表示板

京都駅にあるホテルから出発したのが、5時半頃。

いろいろ寄り道をしながらきたので、予定より到着したのが遅くなってしまった。

この日の最低気温は5.5℃だったようだが、結構早足でここまで来たので、汗をかいてしまった。

 

早朝(2022年12月6日6時20分頃)の先斗町

誰もいない。

自分1人だけの静寂な空間。

 

探索しているとき、誰とも出会わなかった。

街灯がいい雰囲気を醸し出している。

 

夜明けが始まった先斗町

空が少し明るくなってきた。

 

・・・・・

 

どういう始まり方だ?

このブログらしくないと思っただろうか?

文章力がもっとあれば、このブログを訪問していただいた方をもっと引き込めるのだろうけど・・・。

でも、当然のことながら、先斗町を紹介する記事ではない。

今回、先斗町を訪問したのは、仁丹の町名表示板を発見するためだった。

 

前回訪問した時(2022年11月13日)、平成版仁丹町名表示板の「中京区先斗町四条上る下樵木町」は発見していた。

 

早朝に撮った下樵木町の平成版仁丹町名表示板

下樵木町の平成版仁丹町名表示板の設置場所

正面ではなく、横に設置されている。

写真を撮った方向から来た場合、気が付くが、反対から来た場合は、気が付きにくい。

 

今回の目的は、先斗町にもう一枚ある平成版仁丹町名表示板、「中京区先斗町四条下る松本町」を発見することだった。

帰ってから気が付いたが、松本町には「下京區先斗町通三條下る四丁目松本町」もあったんだった。

このことはすっかり忘れてしまっていた。

ということで、平成版仁丹町名表示板の「中京区先斗町四条上る松本町」を発見できるかどうかだけが今回の目的だった。

当然のことながら、発見することができた。

自慢することではない。

東京都の旧町名の旧番地の表札と違って、現存している町名なので、誰でも発見できる。

しかし、ご存じの通り、先斗町の道は狭く、視界が限られるので、すぐ発見できたわけではない。

早朝なので、街灯はあるが薄暗い。

でも、誰もいないので、気にすることもなく探すことができる。

早起きは三文の徳である。

 

平成版仁丹町名表示板の「中京区先斗町四条上る松本町」

暗かったので、少しボケてしまっている。

それに、平成版なのに文字が薄くなっている部分がある。

昔版(大正版や昭和版と書きたいのだが、どちらを書いていいのかわからないので、ここでは昔版としておく)の仁丹町名表示板の方がしっかりしている。

昔版の仁丹町名表示板は劣化しているものはあるが、文字がこのように薄れているものはないのではないか?

加工方法が異なるのであろう。

 

とにかく、発見することができたので、良しとすることにしよう。

「下京區先斗町通三條下る四丁目松本町」は現存しているのかわからない。

ストリートビューの最新版は2015年と古いが、それには載っていた。

自分が今回と前回の2回訪問して発見できなかったということは、消滅している可能性もないわけではない。

「京都仁丹樂會」さんに問い合わせすれば、一発で回答をいただけるだろうが、可能な限り、自分で調べてみることにしよう。

 

「松本町」の平成版は「四条上る」となっているが、昔版は「三條下る」で「四丁目」となっている。

「四条上る」と「三條下る」は同じ場所を指すのだろうけれど、ナゼ平成版は昔版に合わせなかったのだろうか?

そして昔版の「四丁目」って何だろう?

探した限り、回答は見つからなかった。

 

松本町の平成版仁丹町名表示板の設置場所

 

通りに提灯がぶら下がっていた。

右の提灯に描かれている鳥は『鴨川ちどり』で、先斗町の紋章だそうだ。

 

写真展が来年開催されるようだ。

 

前回撮った時の写真。

この時は日中だったので、人通りが多く、人が写らないように撮るので、この角度になってしまった。

 

注意書き

 

表札があったので、撮らせていただいた。

町名も番地もない表札だ。

京都市民以外は「先斗町」を町名だと思うだろうが、京都市には「先斗町」という町名はなく、「先斗町通」という通り名である。

これで郵便物が届くのだろうか?と心配になってしまうが、余計な心配なのだろう。