歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

明月院の美しい紫陽花は明月院ブルーだけではなかった

2024年6月17日、初めて普通車グリーン車に乗る。グリーン券を購入すれば必ず座れると思っていたのだが、乗車駅では満員ですぐに座れなく、デッキで立っていた。

係員が回ってきて、新宿駅から空くので座れますと言われたが、ひと駅前の池袋駅から座れた。

グリーン車は快適だのう。

どこかに満席表示されていればいいと思うのだが、そういうサービスはないようだ。

最初の目的地は北鎌倉駅近くにある明月院

だが、通り過ぎて、スーツケースを預けるだけのために鎌倉駅に降りる。幸いなことにコインロッカーがいくつか空いていた。

預けた後、北鎌倉駅まで戻る。

ネットの情報によると、混んでいると北鎌倉駅付近まで行列がつながっていることがあるとのことだった。

鎌倉駅に向かう車窓から、明月院方面に歩いている人の多さにビビっていたのだが、平日だったためか、人通りは多かったが、行列になるほどではなく、スムーズに入ることができた。

院内のメインの通りは人だらけであったが、脇に入ると空いている場所もあった。

花の寺

当寺のあじさいは
九十五%が
日本古来の姫あじさい
花が優美ということから名付け
小振りで可憐です。

淡い青から日ごとに青さを増し
最後は悠久の空の青
母なる海の青さに染まり
大地に還ります。

梅雨どき、美しい優雅な色は
平安人が心を寄せた色で
なぜか雨に映えます。

花菖蒲、つゆ草と共に
あじさいの青は、

この季節の
心の化粧色
です

明月院ブルーと言われている姫あじさいだけと思ったら、他の種類もあった。
こちらのエリアは比較的空いていたので、人が入ることなく、結構写真を撮ることができた。








ポートレートで撮ってみたら、こんな写真になった。

1本だけ飛び出ているのが、いとおかし。

紫陽花がいろいろなところに飾られていた。

水鉢に浮かぶ紫陽花


平家物語


祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし

沙羅双樹は六月梅雨のころ、可憐な小さな花をつけます一日花です

子地蔵



花想い地蔵

人は離れても はかない花の思い出の中に生きています。

大切な人との別れ、いとおしい物との別れ

そんな時 ふと目に止まった花が
どんなにか心を慰めてくれたことでしょうか。

いつくしみ深き花地蔵

竹の切り株に浮かぶ花びら



ウサギの置物があちこちにあった。

本物のウサギもいた様なのだが、ウサギ小屋の近くを通りながら、知らなかったので、素通りしてしまった。

院だからウサギがいるんだね。

「悟りの窓」と紫陽花

大人気で長蛇の列。

並ばずに並んでいる人の後ろから手を伸ばして撮る。