歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

第三十八回 文京紫陽花祭+α

文京区を探索していたら紫陽花祭のポスターを見かけたので、訪問してみることにした。

訪問日  2022年6月18日、20日

以前旧町名を探しに訪問した時(2022年5月9日)は、まだ全然咲いていなかった。

「白山前町」の旧町名の表札は境内からしか見つけられないと思っていたが、参道とは違う細い階段を上っていくと旧町名がある場所に行けることが分かった。

2022年6月18日は土曜日ということもあって、大賑わいだったので、裏からすぐ下山して、下にあった紫陽花を撮って早々に退散する。

2022年6月20日(月)は平日だったので、人もそれほどいなくて、ゆっくりできた。

白山神社の境内、白山公園と合わせると約3000株が植栽されており、ピンク・青・紫の紫陽花を楽しむことができる。

 

石柱に、左三つ巴紋とつる草のようなデザインのアーチがかかっている。

その下に「文京あじさいまつり」の幕が設置されている。

紫陽花祭りとは関係ないが、この「左三つ巴紋」が気になった。

と言っても「文京あじさいまつり」の幕の写真を撮っただけで、その時はこの紋には気がつかなかった。

帰ってから他のことを調べていたら、この紋のことについて書かれているものがあったので気になったのである。

白山神社白山信仰総本宮、白山比咩神社の神紋は「三子持亀甲瓜花(みつこもちきっこううりのはな)」で巴紋ではない。

 

三子持亀甲瓜花(白山比咩神社ホームページより)

六角の亀甲の形を七五三に配した三つ子持ち、すなわち三条の構えをめぐらし、その中に瓜の花を描いたものです。亀甲はおめでたい長寿を表わし、また三つ子持ちは、親から子、子から孫へと、過去から未来へ絶えることのない家運長久を意味しています。 また、瓜は古代においての珍菓であり、それを神に捧げて子孫の繁栄を祈るという神まつりの表現です。
白山さんのご神紋は、生命がますます栄えるめでたさを象徴しており、家運長久・子孫繁栄・神人和楽のしるしとして仰がれています。

 

何故この神紋がここにあるのだろう?

と気になったが、調べてみてもよくわからなかったのと今回はメインではないので、ここまでにしておこう。

 

 

それでは紫陽花を見ていただこう。

訪問日に他の場所で撮った紫陽花も交じっている。

 

富士塚の紫陽花たち

「文京あじさいまつり」の会場の中で最大の見どころは、白山公園の東に接する富士塚だ。小高い丘の中央に文京区の保護樹木に指定されたイチョウの巨木が育ち、その周囲を紫陽花の花が隙間なく覆い尽くされている。立体的、重層的に重なり合う紫陽花の花に圧倒されるようだ。

 

境内に咲いていたユリの花と紫陽花

 

西側の参道

参道下の紫陽花

 

東参道では紫陽花の花の写真が売られていた。

ハート形の紫陽花もあったようだが気が付かなかった。

 

[2022年開花・見頃時期]
開花時期:5月14日頃~7月3日頃
見頃時期:5月30日頃~6月30日頃
最見頃予想:6月5日頃~27日頃

天候や品種等により花状況は変動するが、見頃の時期を過ぎてもしばらくはあじさいの花を楽しむことができる。

 

ここからは他の場所で撮った花たち

何の花?

赤い変わった形をした花びら

 

キキョウ

 

アザミの綿毛

風があると飛んでいて、何かの生き物のように見えることがある。

 

ケサランパサラン」をご存じだろうか?

山形県立博物館にはテンサラバサラ(ケサランパサラン)のレプリカが期間限定で展示されていたことがあったそうだ。

その説明書きには、

いつのころから名づけられたのかわかりませんが、庄内地方の旧温海町(現鶴岡市)の山あいの家では、家宝として受け継がれているそうです。2月から3月にかけて、神社や深山の木のたもとに天から舞い降りてくるそうです。拾った人は、一生、幸福に恵まれ、家族も健康に暮らすことができると、言い伝えられています。

テンサラバサラは、1年に一度しか見てはいけないことになっており、二度見ると、幸せが逃げてしまうといわれています。立派な桐箱に、食べ物のオシロイを入れ、呼吸ができるように穴を開けて納め、神棚にまつって大切に守り続けています。神秘的なロマンを残しつつも、このように美しく丸くなるのが、不思議なことです。

と書かれている。

 

以前テレビでケサランパサランを捕獲する人を紹介していたのを見たことがある。
取材した男性は、そのケサランパサランらしきものを採取して、ネットで販売していた。
番組では「ケサランパサランとはアザミの綿毛」と結論づけていたようだ。
道路脇の植え込みに育ったアザミの綿毛が風に乗ってフワフワしているのがケサランパサランの正体だということだ。

 

今頃のシーズン、都会でも見かけることがある。
これは、文京区千石付近に咲いていたものである。


アザミの綿毛がただよっているのを見たら、「これがそうなのか」と誰かのブログで見たことがあるなと思ってくれたらうれしい。

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関心ない。

どう思うかはあなた次第だ。