歩・探・見・感

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琺瑯町名看板 練馬区下石神井2丁目1210

昨日(2021年10月14日)訪問し、現存を確認してきた。
当然設置場所の住所は知っていたので、探すのに時間はかからなかったが、こんなところにあったんだと、初遭遇のような感じだった。
初回探索時は、旧下石神井2丁目と現下石神井2丁目は全然違う地域にあるので、すぐには見つからなかったと思う。わずか1年前の事だが、どのようにして、設置場所である現石神井町3丁目にたどり着いたのか忘れてしまった。

発見日  2020年8月31日

発見場所 東京都練馬区石神井町3丁目

広告主  東芝ストアー

まず「石神井」は何と読むかわかるだろうか?
東京近県にお住まいの方ならわかるだろう。
「いしかみい」?「いしがみい」?「せきしんい」?「せきじんい」?

そうではない、「しゃくじい」が正しい。
初めて見る方は、たぶん読めない難読地名である。
人名では「いしかみい」と読む場合があるらしい。

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練馬区の「練」が旧字体になっているに気が付いただろうか。
他の練馬区琺瑯町名看板を調べてみた所、いくつか「練」の字が使用されているものがあった。

町名「下石神井」は現在もあるが、石神井公園駅から少し離れた所にある。バスで5分くらいだろうか。上井草駅からだとすぐだ。
この琺瑯町名看板は上石神井駅から近いところにあった。

広告主の東芝ストアーはどこの東芝ストアーだかわからない。他の琺瑯町名看板の広告主だと電話番号、通り名等の記載があるが、これは何もない。個別の東芝ストアーではなく、東芝ストアー全体を宣伝したいということなのだろうか。

沿革
1889年(明治22年)5月1日
町村制施行により東京府北豊島郡石神井村大字下石神井となる。

1932年(昭和7年)10月1日
東京府東京市板橋区石神井二丁目となる。

1947年(昭和22年)8月1日
練馬区板橋区より独立し、東京都練馬区石神井二丁目となる。

1970年(昭和45年)1月1日
住居表示の実施により、東京都練馬区石神井町一~八丁目となる

地名の由来
この地で井戸を掘った折、石剣が出土したことから、「石神の井」で石神井となったといわれている。