歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

奈良県奈良市探索記録(2022年4月9日)

この日も5時過ぎに起きて朝食までの間、早朝一人探索を開始した。

 

酒屋の壁に貼られていた琺瑯看板

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たばこの自動販売機が設置してあり、全体が見えないが、看板には以下が記載されている。

右  醇良清酒 西洋冠 セイヨウカン 西村醸
中央 清酒 春鹿 ハルシカ 今西吟醸
左  アサヒビール

西村醸は橿原市にあった西村酒造のことではないかと思うが、ストリートビューで見てみたところ、所在地の場所は更地になっていた。

 

多門町の仁丹町名表示板発見

 

大仏鉄道記念公園
 別記事で投稿予定

 

芝辻プラス町
 別記事で投稿予定

 

史跡東大寺旧境内

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東大寺は、聖武天皇が国家の安泰と繁栄を祈るために建立された寺で、その規模の雄大なことは、世界に比類がなく、平城京と並んで奈良時代を代表する史跡である。
創建後の変遷はあったが、大仏殿(江戸時代国宝)を中心として北方に大講堂跡、僧坊跡、食堂跡、正倉院奈良時代)南方に南大門(鎌倉時代国宝)法華堂(三月堂奈良時代国宝)西方に戒壇院があっていまなお盛時の姿をしのぶことができる。
境内もきわめて広大で平地部から山間部にわたり現境内よりはるかに広かった。
 西端は平城京の東京極路で現在の手貝通りに面し、これいに沿って転害門(奈良時代国宝)中門跡、西大門跡等があり他の三面もまたその旧規をとどめている。
史跡東大寺旧境内は、この奈良時代の境内の姿を保存するために昭和7年7月23日に国の史跡に指定されたもので歴史上価値の高いところである。

 

旧境内にあった一里塚

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旧鍋屋交番きたまち案内所(奈良市きたまち鍋屋観光案内所)

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掃除をしているのは、案内所の方だ。

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奈良市ホームページより

平成24年7月、奈良市で初めて、地元の皆様との協働により運営される観光案内施設「旧鍋屋交番 きたまち案内所(奈良市きたまち鍋屋観光案内所)」が半田横町にオープンしました。この建物は、長らく「鍋屋の交番」として親しまれてきた旧奈良警察署鍋屋連絡所(明治41年設置、昭和3年に現在の半田横町に移転)を改築したものです。
 地域住民の安心のよりどころとして、その役目を終えて数年、一時傷みも目立つようになっていましたが、地域の声により、保存、改修を経て新たに生まれ変わりました。

独特な洋風の外観はそのまま生かし、きたまちの玄関口で、地域の観光案内や地域活動の活性化、大学の研究・教育拠点など、さまざまな活動を実践していくことを目指しています。




一人探索終了

 

旅館で朝食

チェックアウト

荷物を近鉄奈良駅のロッカーに預けて探索開始。
後で思えば、旅館に預けておけばよかった。

旅館近くにある「吉野本葛天極堂奈良本店」訪問。
喫茶にはどんどんお客が入ってくる。
人気店らしい。
しかし、ここには入らなかった。

妻が以前から「吉野葛佐久良」に行きたい言っていたので、昼前だが、行くことにする。
行列になっている可能性があるので、妻の足が速くなる。
初日に店の前を通ったのだが、道を間違えたり、少し迷いながら、ようやく到着。
誰も並んでいなかった。
先客も1組いただけだった。
すいていたのは、土曜日だが、午前中だったからかもしれない。

吉野葛佐久良」
築150年近いという雰囲気のある町家で、隣の「染織工芸 二塚」と軒続きになっている。こちらは、明治8年(1875年)創業という老舗の呉服店で、現在は和風小物などの販売もしている。以前は駐車場として使用していたスペースを改装し、2002年に和カフェとしてオープンしたそうだ。

桜の花のお茶

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くず切り

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吉野山で食べたものと別物だった。
おいしい。
色、食感、これが本物のくず切りだ。

メニューを見直してみると「黒蜜は最後に氷を入れて黒蜜水としてお飲み下さい」と書いてあった。
その文章に気が付かず、かなり甘かったが、そのまま飲んでしまった。

 

メニュー

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佐久良のこだわり 
一.吉野本葛を100%使用しています。吉野葛の葛根からとれる『吉野本葛』は稀少価値が高く貴重なものです。
(通常葛根の10%しかとれません) 
当店ではその本葛を100%使用しています。本葛にしかない風味をお楽しみ下さい。一.ご注文を受けてから手作りしています。本葛は時間をおくと白く濁り風味が変わります。
作り立てをご賞味頂くため、当店ではご注文をお受けしてから手作りしております。

 

ブラタモリ」と「国分太一のおさんぽジャパン」の写真が飾られていた。

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ならまち付近を歩いていて見かけたもの

井戸

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まんげ鏡

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ミテミの万華鏡らしい。
YTV(よみうりテレビ)でCMを流していたころのパッケージのようだ。

バカボン(植木屋)とかルパン(緑ジャケット)とかのテレビまんがの再放送の時に流れていたらしいが、いつ頃の話だろうか?

 

福助の看板

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東松山市で見つけたものより新しいようだ。

 

イカ食品サンプル

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値段を見てびっくり!
25万だったかな?

 

幸運の白鹿だるま

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自動販売

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取っ手が付いたビール瓶が置いてあった。
アサヒビールジャンボボトルというらしい。
容量は1957mlと中途半端。

 

年季の入ったオリエンタル即席カレーの看板

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奈良国立博物館

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仏像館だけ開館していた。

 

金峯山寺(きんぷせんじ)の金剛力士立像が特別公開されていた。

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奈良県吉野町に位置する金峯山寺(きんぷせんじ)の重要文化財 木造金剛力士立像(こんごうりきしりゅうぞう)2軀を、令和3年(2021)2月23日(火・祝)から特別公開いたします。この金剛力士像は、金峯山寺仁王門(国宝)に安置される像高5メートルに達する巨像で、彫刻部門の指定品の中では東大寺南大門像に次いで2番目に大きい像です。像内の銘文より南北朝時代の延元3年(1338)から翌年にかけて南都大仏師康成(こうじょう)によって造られたことがわかっています。同像は令和元年(2019)の夏に仁王門の修理のために搬出され、当館の文化財保存修理所へと移動し、現在保存修理が進められています。保存修理は年内に完了いたしますので、下記の通り、なら仏像館にて展示公開することとなりました。

令和3年(2021)2月23日(火・祝)~仁王門修理完了まで(令和10年度予定)

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文化庁広報誌 ぶんかる 文化財のトビラ」より

吉野の山の上からやってきた巨大な金剛力士

奈良国立博物館 美術室長 岩井共二

こんな大きな仏像をなら仏像館へ運び込むのは,たいへんな作業でした。なら仏像館で一番天井の高い部屋の仏像や展示台をすべて運び出して空っぽにして,そこに免震装置付きの巨大な専用展示台を設置し,次に仏像をつり上げるために足場を設置。仏像館の入口が狭いので,両腕などは一旦取り外して,ギリギリの幅で本体を搬入して,チェーンブロックを使ってつり上げて(図2)台の上に立たせました。像を立たせたら両腕などの部分を接合して完成です。足場などを撤去した後,再度室内に免震装置付きの展示台を設置して仏像を再安置。最後に仏像にライティングして,作業は完了しました。まる2か月の間,なら仏像館を臨時休館しての作業でした。

 

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ここが奈良旅行の最終目的地となった。

総歩数25,207歩

 

別な記事で投稿予定と書いたものがいくつかあるが、忘れないようにしないといけない。
そうだ、京都の記事もまだ書いていないものがあったはずだ。
いつになるかわからないが徐々に紹介していこう。