歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

たばこ小売店 たばこと塩の博物館

たばこと塩の博物館に「業平たばこ店」という架空の店舗があった。

戦前から平成初期まで世田谷区の九品仏で実際に営業していたたばこ屋の店先をそのまま移築したものらしい。

どうもリアル感があると思った。

写真を見ていて気がついたが、ここにもたばこ小売所の看板があったんだね。

今もあちこちで古そうなたばこ店を見かけるが、どんどん少なくなっていくのだろうなあ。
たばこの臭いは大嫌いだけど、レトロなたばこ店がなくなっていくのは寂しい。

 

自動販売

探索をしていてもこのタイプのものは見かけたことがない。

 

店内に貼られていたカレンダー

日本専売公社時代のもの。

1978年11月と12月だけだ。
なぜこれだけなのだ?
と、どうでもいいことが気になる。

この絵にたばこ関連のものがあるのだろうかと絵を拡大して探してみた。
一番右の男がキセルを持っているように見える。

 

店内に置かれていたテレビ。

ピンクレディの日清焼きそばU.F.O.のCMが流れていた。

これで分かる人はおじさん世代だろう。

でも今、昭和がブームらしいから若い人も知ってるのかな。

日清焼きそばU.F.O.が誕生したのは1976年(昭和51年)だそうだ。

U.F.O.の商標はUFO(未確認飛行物体)からではなく、味が「うまい」の「U」、麺が「太い」の「F」、器のサイズが「大きい」の「O」の3つの言葉の頭文字からとった略語だそうだ。

ピンク・レディーのUFOは1977年12月にリリースされ、その後に本作をモチーフにしたCMソング「日清焼きそばUFO」が1978年に作られ、ピンク・レディー自身も出演していた。
CMソング版はアルバム『星から来た二人』等に収録されている「コマーシャルソングメドレー」にて聴くことができる。

 

たばこ小売店の写真

 

どうしても煙草小賣所の看板が気になる。

こちらも上の写真と同じ文京区の廣瀬商店だ。
もしかしたら、関東震災後建て直したのか?

 

上の愛知県名古屋市の2枚
白黒でよくわからないが、装飾がすごいように見える。

 

大行列で、最後の方が見えない。

JTが1965年(昭和40年)から続けている調査によると、最も喫煙率が高かったのは1966年(昭和41年)。喫煙率は男性で83.7%、女性で18.0%だったらしい。
男性ほとんどが喫煙してことになる。
今からすると信じられない。

だから、歩きタバコ爺さんや自転車乗りタバコ爺さんをよく見かけるのか。

 

このあたりからたばこ販売店の看板になっている。

 

 



小さくてわかりづらいが、たばこ小売店の写真がたくさん貼ってあった。

剥がされているものもいくつかあるが、何か理由があったのだろうか?
誰かが剥がして持って行ってしまったのか?
そんなことはないだろうけれど、他のを貼ってくれればいいと思うのだが。

この中に現在も残っているたばこ店はあるのだろうか?

探してみるのも楽しいかもしれない。
小さすぎて全然見えないが・・・。