文京区久堅町の旧町名の痕跡を新たに発見したので、以前発見したものと合わせて紹介しよう。
「久堅町」は「ひさかたちょう」と読む。
①自治会員プレート
発見日 2021年3月6日
発見場所 東京都文京区小石川五丁目
現在は営業しているのかわからないが、趣ある木造の豆腐屋さんに設置されている。
発見日 2022年12月17日
発見場所 東京都文京区小石川五丁目
①と道を挟んだ向かい側のたばこ店にあった。
この辺りは何回も探索しているはずだが、初めて気が付いた。
以前探索した時は、シャッターが閉まっていたかのかもしれない。
この看板は軒下等上の方に設置されていることが多いが、これはガラスケースの中にあった。
「堅」の文字が「坚」と略字?簡体字?になっている。
文京区旧町名案内図
中央辺りに「久堅町」がある。
久堅保育園と久堅児童館
歴史
1964年(昭和39年)8月1日
住居表示実施により一部が小石川三・四丁目になる。
1966年(昭和41)年4月1日
残余は小石川五丁目に編入となり消滅。
地名の由来
町の永久の発展を願って久堅町とした。
文京区町会連合会創立60周年記念誌「六十年のあゆみ」(2014年11月発行)には、「この地域がいつ頃から「久堅」と呼ばれたのか、確たる証拠は存在しないようだが、明治中期の地図には「久堅」が明記されている。一説には明治初期に「久保町」を改めた名称ともいわれている。」と記載されている。