青いポストは「速達専用ポスト」として作られ、最初は速達の需要が高いオフィス街の限られた地域だけに設置され、東京都内では千代田区、中央区、港区に35本設置されたらしい。
青いポストの青色は戦前にできた青緑色の航空郵便専用ポストから引き継がれ、「航空」から空をイメージして青色になったといわれている。
速達専用の青ポストの正式名称は、「郵便差出箱 四号(特四号)」
本体の高さ約81cm、幅約38cm(脚部の高さ約58cm、直径約14cm)で、大よそ400通の郵便物が投函できるような設計になっている。
情報が少し古いが2021年3月時点で現存しているのは全国に35本。うち大阪に26本、東京に6本、神戸に2本、名古屋には1本らしい。
北区(3)
北区堂島2-1-37、北区東天満2-1-28、北区天神橋3-11-1
中央区(13)
中央区本町3-5-7、中央区内平野町2-3-13、中央区天満橋京町1、中央区備後町2-2-15、中央区南久宝寺町2-1-2、中央区南久宝寺町3-6、中央区南新町2-4-14、
中央区南船場2-2-15、中央区難波5-1-60、中央区心斎橋筋1-1-10、
中央区宗右衛門町1-1-60、中央区松屋町7-22、中央区谷町8-1-52
西区(8)
西区靭本町1-11-6、西区京町堀1-7-6、西区江戸堀2-8-4、西区立売堀3-8-11、
西区新町1-7-4、西区川口1-3-24、西区南堀江1-10-3、西区本田2-1-11、
その内東京にある6本を探してきた。
予定では1日で回れる距離だったが、いつものように寄り道ばかりしていたので、2日かけて探してきた。
発見日 2023年2月11日
発見日 2023年2月11日
発見日 2023年2月11日
右は収集時刻ではなく収集時間と書かれている。
発見日 2023年2月18日
発見日 2023年2月11日
速達郵便ポストには何も張られていない。
⑥東京都台東区浅草橋1-18-10
発見日 2023年2月18日
これだけ赤い郵便ポストと収集時刻が異なっている。
右が⑤なのだが、他のものと「速達郵便」の色、文字が異なっている。
新しく付け替えたのだろう。
右の⑤は「速達郵便」の下に「EXPRESS」の文字が見える。
写真家・菅沼秀隆さんは全35本の青色ポストを撮影し、「幸せの青いポスト」という写真集を自費出版しているらしい。