今回は文京区の旧町名「大塚仲町」の痕跡を紹介することにしよう。
①文京区大塚仲町三六番地一
発見日 2021年3月4日
発見場所 東京都文京区大塚四丁目
②文京区大塚仲町四一番地
発見日 2021年3月4日
発見場所 東京都文京区大塚四丁目
③文京区大塚仲町四一番地
発見日 2023年6月22日
発見場所 東京都文京区大塚四丁目
④ナカ-11
発見日 2023年6月19日
発見場所 東京都文京区大塚三丁目
旧町名案内
古くは、小石川村のうちであった。
延宝年間(1673~81)以前百姓町屋となり延享2年(1745)大塚仲町と称して、町奉行支配となった。(「御府内備考」)
町名は、大塚上町と大塚窪町の間、仲の町であることからであろう。(「小石川区史」)
明治5年、高源寺門前を併せ、同24年元小石川の内字吹上を除き、小石川大塚町飛地を加えた。
本傅寺は、寺内に4院あったが維新後本坊に併合された。また、寺内には波切不動尊堂がある。
町内の大塚公園はもと松平家(白河藩)の屋敷跡で、明治29年養育院がおかれ、昭和3年この跡地を利用し、近代的公園となった。
また、現在大塚5丁目にある吹上稲荷社はもとこの町にあった。
旧町域
1966年(昭和41年)4月1日
住居表示の実施により、大塚三・四丁目に編入となり消滅。
住居表示街区案内板
台東区ではよく見かけるが、文京区の住居表示街区案内板にも旧町名が載っていた。台東区のものは住居表示街区案内板に載っている部分だけだが、文京区のものはかなり広い範囲が載っている。
大塚仲町町会
大塚仲町公園
大塚仲町 大黒湯
ホームページより
都内でもここにしかない、八角形の巨大な湯気抜きが開放的。明るいうちから入りたくなるお風呂。
初代がこの地に昭和5年に出来た銭湯を買ったのが昭和24年。昭和39年に、いまの大黒湯に建て替えた。
親子3代、家族総出で営むお風呂屋さん。薪を燃やして井戸水を沸かしているので、ぬくもりのあるやさしいお湯です。湯加減は、熱すぎず、ぬるくなく、ちょうどいい感じ。6種類の日替わりの薬湯が人気です。男湯・女湯ともにスチーム式サウナ(別料金100円)を完備していて、仕事帰りに気分をリフレッシュするには最高。男湯には、人気の水風呂があります。