歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

旧町名 松戸市三丁目

「三丁目」だけ?

何か抜けているんじゃないの?

と思うが、かつてこのような町名があったのである。

 

発見場所 千葉県松戸市松戸

 

松戸市三丁目七二七番地

発見日 2020年6月2日

 

松戸市三丁目一〇九八

発見日 2022年9月22日

 

松戸市三丁目千五番地

発見日 2022年9月29日

 

松戸市三丁目一一〇一

発見日 2022年9月29日

 

松戸市三丁目一一〇四番地

発見日 2022年9月29日

 

松戸市三丁目3-1016

発見日 2022年9月29日

 

⑦松戸3丁目1804

発見日 2022年9月22日

 

⑧松戸3丁目1108

発見日 2022年9月29日

松戸市大字松戸字三丁目」で検索するとヒットしないが、「松戸市松戸字三丁目」で検索するとヒットするので、正式には「松戸市松戸字三丁目」なのかな。

 

自治

 

松戸3丁目公園

記念碑

公園開設の記念碑のようだ。

記念碑がおにぎりっぽいので通称「おにぎり公園」と呼ばれているそうだ。

 

松戸宿 坂川の歴史

笹が生い茂っており、下の方が見えない。

 

古くからここには水路があり、街道をよこぎっていた。
橋は水戸橋と呼ばれていたとつたえられている。
のちに、かわの名を坂川、橋の名を春雨橋と言う。
松戸宿はこのあたりから下横町渡し船場までが繁華街で、街道の東側は田畑が広がっていた。
米が豊富な宿場では餅菓子や煎餅などを売る店も多かったと言われている。

 

この地図は江戸時代の松戸宿のものだと思われるが、中央付近に三丁目の文字が見える。

 

一丁目から三丁目は江戸時代から存在していた古い町名だった。

調べてみると「丁目」という町名は17世紀頃にはあったようだ。

そんな昔からあったとは、びっくりぽんだ。

江戸時代初期に書かれた三浦浄心『慶長見聞集』の「本町二丁目の滝山彌次兵衛」という用例が、また『慶長江戸図』などの地図に「○丁目」の表記があり、17世紀初頭には既に「丁目」という言葉が使われていたようである。