歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

あかぎ児童遊園の「童謡椅子」と「ゾウの滑り台」

以前訪問した時はこの公園のことを知らずに、ただ下へ降りる近道だろうということで、通り抜けようとしていた。

えっ!

凄いものがあった。

この時は、人がいたりして、撮れなかったもののもあったので、再訪した。

わさわざ、そんなことする意味があるのかって?

それは人それぞれだ。

基本、マニアは変人なのだ。

自分だけか?

そんなことはないだろう。

とにかく、自分はこの公園のゾウに再会したかったのである。

 

訪問日  2023年7月24日

訪問場所 新宿区赤城下町21

神楽坂駅より100mほど北に入った住宅街の中にある。

入口は狭く、知らないと通り過ぎてしまうだろう。

 

入口付近から

 

ネットで囲われた砂場の回りの丸い椅子に童謡や遊びが書かれていた。

あんたがたどこさ

おちゃらか

おさらじゃないよ

しまおしくら

なべなべ

あがりめ さがりめ

あんたがたどこさ

 

調べていたら、まだ、他に撮っていないものもありそうなことが分かった。また、機会を見つけて訪問することになりそうだ。

 

さあ、この公園の主役の登場だ。

公園遊具の傑作ということでマニアの間では評判らしい。

 

奥に何か見えるではないか。

 

ゾウの滑り台だ。

手前には子ゾウがいる。

 

2頭の大きなゾウが連結した滑り台。

高低差のある地形を生かした公園遊具だ。

 

下のゾウの耳には岩や手すりが取り付けられていて、ここからよじ登ることも可能だ。

電柱が邪魔に見える。後付けされたのか?

 

右側から

また違う表情が現れる。

 

滑り台の中間地点。上のゾウには牙があるので、オスなのだろう。

アジアゾウのメスは牙を持たないか、あっても短いとされている。下の象には牙がないので、メスなのだろう。

 

上から見下ろしたところ。

あかぎ児童遊園が開園したのは1969年11月。この当時はまだゾウの滑り台はなく、公園も低い部分の土地にしかなかったらしい。1992~93年(平成4~5年)頃、高い部分の土地を買収して公園が広くなり、この時に土地の高低差を利用したこのゾウの滑り台が作られたらしい。