歩・探・見・感

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郵政省電波研究所と郵政省用地の境界石 in 東京都小金井市

今回は小金井市で発見したふたつの境界石を紹介することにしよう。

郵政省電波研究所

小金井市文化財センターへ向かうため、仙川沿いを歩いていたところ、何かの境界石を発見した。

発見日  2023年9月9日

発見場所 東京都小金井市緑町三丁目付近

左側は東京都立小金井北高等学校のグラウンドで、テニスコートサッカー場になっている。

丸の中に「波」と思われる文字が刻まれていた。



頭には十字が刻まれていた。

写真の上の方はコンクリートに少し埋もれていた。

鋲が中央ではなく、少し左上に打たれているが、境界点が変わったのかな?

近くにある電柱に「電波支」と書かれていた。

調べたところ、この辺りには、かつて郵政省電波物理研究所があったらしい。

1975年に電波研究所は、小金井市内の貫井北町に移転し、現在の独立行政法人情報通信研究機構となっている。
その跡地が小金井北高等学校の用地となったそうだ。
ここにあるグランドは、電波を送受信するためのアンテナが立っていた場所だったらしい。

他にないか付近を探してみたが、境界石はこれ1本しか発見することはできなかった。

 

山王稲穂神社の回りを一周していたところ、神社と小金井本町宿舎の角に気になる石柱があった。

郵政省用地

発見日  2023年9月15日

発見場所 東京都小金井市本町五丁目付近

正面

ドクダミが邪魔で「郵政省用」までしか見えないが、「郵政省用地」と彫られているはずだ。
引っこ抜いて確認すればよかった。

真上

十字やT字になっていない、あまり見たことがない形だった。

これもこのひとつしか見つけられなかった。