国立市で「谷保村」時代のものを発見した。
発見日 2023年10月30日
発見場所 東京都国立市中一丁目
道を歩いていると古そうなコンクリート製の門柱が見えた。右側の門柱には普通の氏名の表札が設置されていたが、そこには住所が書かれていなかった。
左側の門柱に植木に隠れている白い表札らしいものが見えた。門柱は道路から少し離れた所にあるため、よく見えないので、人通りがないことを確認し、日傘を差しながら近寄ってみる。
植木の間から日光が差し、文字が薄かったので、その場では肉眼ではっきりとは確認できなかったが、「北多摩郡谷保村国立」と書かれていそうだということは確認できた。
おー、やったー、大物の発見だ!
まだ喜ぶのは早い。
その場では、肉眼やスマホで撮った写真を見てもはっきり確認できなかったので、帰りにもう一度寄ってみることにした。
(帰ってから撮った写真を確認してみると、現地でははっきりと確認できなかったのだが、この写真でも「北多摩郡谷保村国立」と書かれていることが確認することができていたのだった。)
帰りに再訪した時に撮った写真。
16時過ぎだったので、日の光が当たっていなく、文字をはっきり確認することができる。と言っても現地では、肉眼だとやはりはっきりと確認できなかった。
これは老眼のせいだろう。
薄い文字も苦手なのだ。
撮った写真を確認してみると上の写真でも分からなくはないが、後で撮ったこちらの方がよりはっきりと確認することができる。
こんな古いものが良く残っていた。
谷保村は約70年前の1951年(昭和26年)に消滅したので、これはとても貴重な痕跡だ。