東京駅の横須賀線ホームで見慣れない記号初めて見た、見たというより初めて気が付いた。
調べてみると多くの方がこの記号の事について書いていた。
やはり、自分みたいに疑問を持ったのだろう。
ここで、ああ、そういうものかで終わらすか、更に踏み込むかで、これからが変わる。
のかもしれない。
何が変わるの?
と聞かれてもわからない。
まあ、知ったとしても、蘊蓄のひとつになるかもしれないが、知らなかったとしても、人生には支障が全くないだろう、と思う。
この記事を書いている時点で、自分はそのままで終われなかったということになる。
調べてみたくなったことを記事にしたくなるのは、サガというものだろう。
ホームに貼られていた意味不明の記号。
ホームの上の方にあったもの。
この記号ひとつとっても、知らない人にとっては表現がいろいろ。
・バスの停留所
・「♀」
・ハングルの「오」に似ている。
・〇の下にTを逆さにしたものをくっつけたような記号の看板
・駅のホームの天井から吊り下がっている標識で、黄色いひし形状の物に
○
⊥
というような記号
・黄色地に黒色でつり革を逆さにした四角の記号
・黄色い菱形の看板に性別記号であるメス「♀」の横棒が下に降りたような、何かが立っているようなマークの描かれた標識
・正方形を45度傾けたプレートに○が、その下にタテの線、その下にヨコの線を描いている。まるで田舎のバス停のような記号
・レールの断面図のようにも見える
・虫眼鏡を模したようなマーク
・バス停を示すピクトグラム
これは「閉塞境界標識」というものらしい。
Copilotに聞いてみた。
「閉塞の境界」を示しています。
ここでいう「閉塞」とは、線路をある一定の区間で区切った、その区間を表す鉄道用語です。原則としてひとつの閉塞には1列車しか入れず、こうすることで列車の衝突事故を防いでいます。
この標識が重要になるのは、列車が駅でオーバーランしたときや、発車後に緊急停止ボタンの操作などにより、中途半端な位置で停車してしまったときです。車掌や駅係員などにより、列車の最後尾が標識のある地点を越えていると確認された場合、その列車はバックできないことになります。なぜならば、最後尾車両が標識を越えた時点で、標識の手前の閉塞は空いたことになり、後続列車が入ってもよいことになるからです。もしここで、境界を一度越えた列車がバックし再び手前の閉塞に戻れば、その閉塞には2本の列車が入ることになりかねず、最悪の場合は衝突事故が発生してしまいます。こうしたことから閉塞の境界はとても重要なものであり、それを示すため標識が設けられているのです。
とのこと。
見かけてから気になり、探してみるが、どこの駅にもあるわけではないようだ。
道路の標識は習うからわかる(異形矢印と言われる分野があり、意味不明のものもあり)が、鉄道の標識は習うことがないから、普通は気にすることもないだろう。
鉄道の標識でもこの形は、中々インパクトのあるものだ。
他にはどのような標識があるのかなと探してみたくなる。