桜の花が咲く今の時期にしかできない企画。
探索中に桜の木があると、桜の花が咲いたら、発見物とコラボ紹介したいので再訪問しようと思うのだが、1年もたつとどこにあったっけと忘れてしまう。
今回は、以前下記で紹介した旧小学校跡地に桜の木があったことを思い出し、少し遅かったが、再訪し、花見をしてきた。
訪問日 2024年4月11日
訪問した順に紹介していくことにしよう。
①旧桜田小学校
桜田公園
関東大震災(1923年9月1日)では、火災が鎮火した要因の一つに公園緑地や広場が焼け止まりとして機能したことがわかり、公園設置の重要性が高まりました。
東京市はこれを踏まえ、震災の焼失区域において、震災復興公園として52か所の小公園を整備しました。
小公園は、小学校に隣接して整備され、近隣住民の憩いの場や地域コミュニティの中心、地域における防災拠点のほか、校庭の延長や教材園などとしての役割を担ってきました。
また、震災復興のシンボルとなるとともに、後の都市公園や児童公園のモデルとなりました。
港区内に整備された震災復興公園としての小公園は桜田公園と南桜公園の2か所でした。
桜田公園は、1931年に桜田小学校に隣接して整備され、園内中央の広場は学校校庭と連続して利用されることも想定されていました。
整備当時の桜田公園
桜田小学校は1991年に廃校となり、港区立生涯学習センターに生まれ変わりましたが、桜田公園は整備当時から改修を経て姿を変えながら、地域住民や来園者の憩いの場として引き継がれています。
②旧桜川小学校
③旧南桜小学校
学校に植えられていた桜が残されているところもあり、卒業生にとっては、もしかしたら入学式や卒業式で見た懐かしい桜かもしれない。