2024年6月10日、北区豊島を探索していたところ、大好物な古き良きものをいくつか発見した。
電力プレート
①トシマ-27
②トシマ-39
「シマ」に見えるかもしれないが「トシマ」、「ト」の一部見えている。
住所プレート
これも住所プレートのひとつ。
北区と番地の文字くらいしか読めなくなっているが、このタイプが残っているということは結構貴重なのだ。
非琺瑯町名看板
豊島1丁目20
広告主はよく見かける「川村動物病院」。
歴史
1889年(明治22年)の町村制施行時点では北豊島郡王子村大字豊島であった。
1908年(明治41年)8月8日
王子村は町制施行し王子町になる。
1932年(昭和7年)10月1日
王子町は東京市へ編入され王子区へ移行し、大字豊島は豊島町となる。
1939年(昭和14年)
豊島町全域に堀船一丁目の一部を加えて豊島一~八丁目となった。
1947年(昭和22年)3月15日
王子区は滝野川区と合併し北区が成立する。
1966年(昭和41年)
住居表示により豊島一〜八丁目全域と王子二・三丁目の一部を合わせて現在の豊島一~八丁目になって現在に至る。
電力プレートの数字部分は"丁目―番地"のはずなのだが、このように丁目がなく番地だけのものもたまに見かける。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/citywalk2020/20240611/20240611190405.jpg)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/citywalk2020/20240611/20240611190353.jpg)
戦後の歴史を辿っても丁目がなかった時代はなかったよう。
個人的にだが、これも電力プレートの謎のひとつになっている。