今回、新たに発見したものがあるので、以前発見したものと合わせて紹介することにしよう。
最近、新たな発見が続いていて、このパターンが続いている。
探し尽くしたと思っていた台東区にもまだ旧町名の痕跡がいくつか残っていた。
①台東区浅草田中町一丁目十番地
発見日 2021年4月5日
発見場所 東京都台東区東浅草二丁目
発見日 2024年6月20日
このパターンの住所プレートは2例目。
今回のものは、劣化していて読みにくくなっているが、何とか読めるだろう。
地名の由来
この辺りは古くから水田が広がる土地で、町域は田の中だったことから俗に「田中」と呼ばれていた。町名の由来は、町の起立とともに、「田中」という俗称を町名に付したといわれている。
歴史
1932(昭和7)年
帝都復興計画の一環により、一部は山谷三・四丁目に編入となる。
1934(昭和9)年
田中町の一部、元吉町の全域、地方今戸町、山谷町の各一部を合併して田中町一~三丁目及び田中町に分かれる。
1941(昭和16)年
もともと浅草田中町だった地域が日本堤三・四丁目の各一部に編入となり消滅。
1966(昭和41)年10月1日
田中町一~三丁目は、住居表示の実施により、一丁目は東浅草二丁目に、二丁目は日本堤一丁目に、そして三丁目は日本堤二丁目に編入となり消滅。