歩・探・見・感

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電力プレート&琺瑯住所プレート&金属住所プレート 東京都中野区上高田

中野区上高田は自分にとって宝の山だった。

先日紹介した「旧町名 東京市中野區上高田」以外にも盛沢山だった。

 

発見日  2022年2月22日

発見場所 東京都中野区上高田

 

①電力プレート

カミタカタ1-20

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この電力プレートの電力マークも元は黄色だったようだ。

「カミタカタ」と5文字のものは珍しい。
他に「タキノガワ」と「ニシガハラ」を見かけたことがあるが、「タキノカワ」と「ニシカハラ」とはなっていなかった。

上高田の読みが「カミタカタ」だからかと思ったが、「カミタカダ」だった。
であれば、「タキノガワ」と「ニシガハラ」と同様「カミタカダ」でよかったと思うが、ネーミングルール集があったなら、是非見てみたいものだ。

 

隣に街区表示板が設置されていた。

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この電力プレートは元々ここに設置されていたのだろうか?
中途半端な位置だと思うが、自分だったら、街区表示板が設置されている辺りに設置する。

街区表示板が設置されるときに移動したのではないかと思うが、どうだろう。

丁目と番地が一致しているのを初めて見た。
やはり数字は丁目と番地を示しているのか?

街区表示板は「住居表示による住所の表記」だが、電力プレートは「地番による住所の表記」なのか?

もう少し調査が必要なようだ。

 

琺瑯住所プレート

中野区上高田四丁目11番地

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暗渠みたいな路地に迷い込み、気が付くと右側が「新宿区」左側が「中野区」になっていた。
境界上を歩いていたようだ。
その内「新宿区」にだけになってしまったので、「中野区」へ戻り、少し行くと、急坂があり、どうしようかと迷った末、登っていくことにする。
坂の上にたどり着くと、周りが寺院や墓地に囲まれている古い平屋と2階建ての建物が見えた。
古い平屋の横に道があったので、近寄ってみると、これが2階建ての建物の玄関ドアに設置されていた。
平屋は洗濯物が干してあったので、住人はいるようだ。
2階建ての建物は下見板が外れており、下地が見えているところがある。
エアコンの室外機があるが、住人はいるのか?

夜はどうなのだろう?
街灯には気が付かなかったが、怖くて自分は住めないだろう。
建物の写真は載せないが、興味がある方は、琺瑯住所プレートの住所を頼りに訪問してみてはいかがだろうか?
廃墟マニアの方は喜ぶかもしれない。
ただし、住人がいるかもしれないので、迷惑をかけないようにしていただきたい。
探索していると、まるで廃墟みたいなところから、人が出てくることがあるからである。
その時は、本当にビックリする。

 

③金属住所プレート

上高田一丁目39番地

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このタイプのものは東京都内のいくつかの区で見たことがある。
自治体が設置したものと考えられるが、他の住所プレートと同様、残存数は減少の一方だと思われるので、現存しているものは収集を心掛けている。
そのうち特集を組めたらと思っている。