久しぶりに鎌倉市を訪問する。
何年振り?
覚えていない。
10年以上は来ていないはず。
たぶんその頃は多くなかったはずの外国人観光客の多さに驚く。
まあ、今はどこに行ってもだけれど。
天気は晴れ、最高気温は21.2℃(辻堂)、25.5℃(横浜)。
辻堂の方が近いけれど、体感は横浜。
今回訪問のメインターゲットは町名看板「鎌倉市長谷20」。
「坂ノ下184」が消滅してしまっているようなので、鎌倉市で現存を確認できている町名看板は、この1枚だけになっている。
長谷20?
見つからない。
調べてみると現存している町名だが、1972年(昭和47年)10月1日に住居表示されていた。
どうやって探す?
鎌倉市のホームページを調べてみると、住居表示旧新対照表(区画整理を含む)が見つかった。
これで現在の住所を確認することができた。
寄り道をしながら、ようやくたどり着いた。
人通りが多く、途切れるのしばらく待つ。
鎌倉市景観重要建築物等第13号 平成8年(1996年)3月1日指定
白日堂
白日堂は、鎌倉の伝統工芸である鎌倉彫の工房兼住宅を代表する建物で、城郭風と寺院風をあわせた意匠が際立っています。通りからは重厚な伝統的意匠とともに鉄平石張りの腰壁をもつショーウィンドーという近代的な要素との組み合わせが醸し出す特異な雰囲気を味わうことができます。
笹目町にある寸松堂も同一施工者の作品です。
建築年 昭和15年(1940年)以前
設計者 西井喜一、西井正二
施工者 西井喜一、西井正二
構造規模:
木造2階建、和小屋組
延べ床面積/205.19平方メートル
屋根/桟瓦葺き入母屋(一方は切妻)、庇の一部は亜鉛引鉄板葺き
外壁/漆喰塗り大壁、一部は押縁下見板張り
この建物に町名看板が設置されていた。
発見日 2024年4月15日