歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

5月なのに超ピーカンの日、竜閑さくら橋から外濠橋梁の鐵道院紋章を撮る。

訪問日 2024年5月18日 天気 晴 最高気温28.8℃ 夏だあ。

ここは桟敷広場

いろいろ言われている歩行者専用の標識がある。

どう見ても怪しい親子にしか見えないこの標識、今更だが、なぜこれが今まで使用されているのだろう?

この標識を背にして(宇宙人に襲われないかと内心ビクビク)竜閑さくら橋の階段を上る。



首都高の下に外濠橋梁がある。


川の色はいつもこんな感じだね。

ここは竜閑さくら橋の太陽の直射日光がまともに当たるところ。

橋の中央に見たことがない紋章があった。

写真を撮りたい。

日陰だと随分ずれてしまう。

日傘を差しているのだが、写真を撮るには邪魔だ。

傘をリュックに入れ、帽子着帽。

明るさを調整する。

スマホのカメラだとこれが限界。

大正七年と刻まれている。(実際は年七正大)

その周りは菊の御紋かと思ったが、機関車の動輪の模様だった。

1908年(明治41年)12月5日  鐵道院発足

1920年大正9年) 5月15日   鐵道省発足

ということは、これは鐵道院の紋章と言うことになる。

国土交通省日本橋川編にはこの橋のことについて下記のように書かれている。

かつての鉄道省の紋章が、橋の中央にあるキーストーンに見ることが出来ます。これは鉄道のために架けられたアーチ橋であり、昭和初期の建造物です。

ここには鉄道省と書かれているが、誤りであろう。

さらにこの橋は昭和初期の建造物とあるが、竣工年は1919年(大正8年)なので、これも誤りであろう。

以前は東京湾クルージングの「日本橋・神田ぐるり1周コース」の船の上や日本橋川沿いの駐車場からしか見れなかったようだが、竜閑さくら橋ができてから(2018年3月23日開通)は、この橋から安全に鑑賞できるようになった。

橋梁を駆け抜ける電車



この橋梁の橋塔部分が「丸の内鉄道橋記念塔」として東京駅北口に移設されたらしい。この辺りはよく通るので、あれば気が付いているはずだが、見た記憶がない。

ネットで調べてみても、最新の記事が2015年頃だ。

もしかしたら、その後の工事で撤去されてしまったのかもしれない。

復活を望む。