歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

「そこらへんの草天丼」で有名な『みどりスーパー』に潜入

2024年1月15日、南桜井駅南口から旧庄和町の痕跡を探索していたのだが、テレビでもよく見かける埼玉県人にとても有名な?このスーパーがここにあることに気が付いていなかった。

家に帰ってから調べていたところ、このスーパーが南桜井駅から徒歩圏内で行けるところにあることを知った。

これは是非訪問しなければということで、翌日の2024年1月16日訪問することにした。

スーパーみどり全景


ネットで見ていた古い写真では店名をはっきりと読めていたが、今では看板が色あせていて、老眼の自分の肉眼では読み取ることが難しい。
そう、老眼は薄い字は苦手なのだ。
でも、この状態になっている看板は若い人でも難しいのではないか?

外は強風、低気温だったので、すぐに店内に入った。
店内は暖かくて天国のようだった。

普通のスーパーの店内では撮影禁止のマークを見かけることが多いので、最初は写真を撮ることにためらっていた。
「埼玉県人 写真さつえい0円」と書かれているポップを見つけ、注意されたら止めようと思っていたが、言われることはなかったので、撮りまくってしまった。

「何も買わなく癖に写真ばかり撮りやがって。」と、店の方が思ったかどうかは定かではない。

そういう声が聞こえたような気がして、自分の心の中で「帰りに買うから許してね。」と言っていた。

最初に目に入ってきたのが、書初めみたいなもの。



このコーナーの周りはポップなどがとても充実していた。



上段の奥や両側にサインや写真などが展示されていた。



なぜか飛び出し坊やもいた。


滋賀県発祥と言われているので、当たり前か。

雑多な展示品。



このコーナーには、「草イタマ丼」の絵が展示されていた。



天井にはいろいろなレシピの絵が展示されていた。



あちこちにいろいろなものが展示されている。



フェルト?で作られた「国産 蒼いうなぎ」や「剣先いかのジュン」等


カワユイ!

本日の謎汁

キューピーのエプロンをめくってみた。

この日はタイ汁だった。

0円と書かれていたので、無料なのだと思う。

身体が冷えていたので、飲みたかったが、まだ何も買っていないし、誰も飲んでいなかったので、躊躇してしまった。

水筒を持っていたら、入れてしまったかもしれない。

嘘びょーん。

こここからは弁当、総菜、スイーツなどを見ていこう。

もう博物館みたいや。

商品名には、「そこらへんの○○」とつけているものばかりで、テンション幕上がりー。

ほとんどのものはチープ、いや、経費削減を徹底した結果と思われるフードパックに入っていた。

超メジャーな"そこらへんの草天丼 310円"と"そこらへんの大阪天丼 551円"

主力商品の"そこらへんの草天丼"、この時の在庫12。

"そこらへんの大阪天丼"
結構な数のたこ焼きが入っていた。

プレミアム天丼 480円

天ぷらは海苔、ナス、南瓜、カニカマ。

カニカマがプレミアムな材料なのかな?

フードパックに入ってるので、プレミアム感に欠ける。

東京天丼 350円

これにはそこらへんが付けられていなかった。

なぜだろうと考えてみたが、思いつかない。

それにしても何が東京なんだ?


そこらへんのツナまっきー 111円



そこらへんの太まっきー 111円


そこらへんのエビすぎるピラフ 315円

エビマヨ?

見た目はそれほどエビすぎる感はない。

そこらへんの三色丼 600円



そこらへんのシーフー丼 600円 ドンねぎとろ 600円



そこらへんの刺盛り 900円



菓子パン類


右上に個別に撮るのを忘れた「龍Qパン」。

中央に龍のたまごをモチーフにしたものを乗せたらしい。

そこらへんのオータニパーン 170円


コッペパンに生クリーム、そしてチョコバットチョコボールを乗せてあるそうだ。
チョコボールはキャラメル味とのこと。

そこらへんのさらばシベリアクリームパン

大滝詠一の「さらばシベリア鉄道」をモチーフにしたものかも。

若い人は知らないかもしれないが、太田裕美も歌っていてとてもいい曲だ。

以前からだろうけれど、日本だけではなく、海外でも昭和レトロの曲が流行っているそうだ。

テレビでも歌だけではなく昭和の時代の紹介をよくやっているよね。

その中でも、自分の押し歌のひとつ。

この時代の曲は押しがあり過ぎて困るよね~。

最近もいい曲がたくさんあるが、覚えられない。

昔の曲はすぐ口ずさめる。

不思議だ。

読者に同世代の方がいるかわからないが、もしいたら共感してもらえると思う。

と書いたが、別に共感してくれなくてもいい。

無理強いはしない。

地下神殿クリームパン 250円

春日部市の観光スポット「龍Q館」にある"首都圏外郭放水路"「地下神殿」を模したクリームパン。

クリームをたっぷり挟み込んだコッペパン
そのクリームにおっ立てたウエハースで柱を表現。チョコ棒カステラを柱にしていたことも。
天井にはたい焼き形の名糖産業のエアインチョコモナカ「ぷくぷくたい」が乗せてある。

そこらへんの大阪ぶる焼そばパン 111円

そこらへんのみたらし団子クリームパン 150円 


そこらへんの大阪ぶる焼そばパンは合いそうだが、そこらへんのみたらし団子クリームパンは合うのか?

デザート類


春日部プリンパン 222円

そこらへんのプリンケツプリンケツパン 390円

春日部プリプリケツプリンパン 333円

帰りに寄ったときには、デザート類のいくつかは完売していた。

店舗の道路を挟んだ対面にはプレハブ小屋と駐車場。



プレハブ小屋



赤い彗星」号 



帰りに再訪して「そこらへんの草天丼」を購入した。

この頃には、いくつかのものが完売していた。

「そこらへんの草天丼」

映画『翔んで埼玉』の「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」という有名な台詞をヒントに開発されたもの。

値段は「さ(3)い(1)たま(0)」から来ているそうだ。

原材料表示


「春日部コシミルキー」は米だが、そのほかの天ぷらの材料の表示は無し。

いいのかと思ったが、売っているのでそれで問題ないのだろう。

ずっと繋がれて書かれているので、どこで切っていいのかわからない原材料もある。

「埼玉県人限定」と書かれているが、誰が買っても問題ない、と思う。

消費期限は当然買った日だったが、冷蔵庫に入れておいて、食べたのは翌日の17日の昼。

レンチンして食べた。

特に問題なかったが、よい子はまねをしないように。

食べたのだが、昼飲み+確認しながら食べていなかったので、何が入っていてたのか覚えていず。

写真を見てもニンジンくらいしかわからない。

埼玉県で育った旬の野菜が使われているとのこと。
大葉、マイタケ、葉タマネギ、春菊、ふきのとう、ブロッコリー、長ネギ、こごみ、カブ、菜の花、小松菜、ワサビ芋

ポップには「草い!草すぎる!」と書いてあったが、草感はなく普通であった。

でもおいしかったよ!

他にも買いたいのがいくつかあったのだが、リュックの中でぐちゃぐちゃになりそうだったので、これだけにした。