歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

高崎市に現存する琺瑯町名看板を探す

群馬県の初めての記事となる。

以前から行こうと思っていたのだが、遠方で交通費もかさむので、中々踏み出せないでいた。

調べてみると鎌倉とそれほど時間も交通費も変わらない。

行ってみよう!

大学時代4年間過ごした街へ、約40年振りに訪れた。

新幹線も通っているし、変わったなあ。

と言ってもほとんど記憶がない。

大学は駅から離れていて、下宿はその近くだったので、あまり駅付近は行かなかったのかなあ。

あの頃から趣味にしていれば、すでに消滅してしまった貴重なものも撮れていただろうなあと思うが、若いうちは今していることに全然興味がなかった。

感傷に浸っていても仕方ない。

仕事、仕事。

事前調査したところ、高崎市には、琺瑯町名看板が3枚あることが確認できた。

果たして、何枚現存しているだろうか?

2024年8月27、28日の2日間かけて高崎市内を探索する。

高崎市成田町16

発見日  2024年8月26日

発見場所 群馬県高崎市成田町

3列くらいしか残っていないブロック塀に存在感を放っていた。

広告主の角丸證券は、1968年(昭和43年)10月に日本勧業証券株式会社と合併し、日本勧業角丸証券株式会社に商号変更。

2000年(平成12年)10月
みずほインベスターズ証券株式会社に商号変更。

2013年(平成25年)1月
みずほ証券に吸収合併され、解散。本社・本店は、みずほ証券日本橋本店営業第一部(後の本店営業第二部)・日本橋本店営業第二部(後の兜町支店)に改組される。

次のは、高砂町のもの。

高砂町ストリートビューで探して見るが、見つからない。

2024年8月26日、現地で捜索を開始する。

見つからない。

消滅してしまったのか?

家に帰ってから、ネットで検索してみる。

そうすると、「高砂町にない。」と書かれている方の記事を発見した。

どこにあるんだろう?

その方の記事には、「大通り側にある。」と書かれている。

写真も載っていた。

それを参考にしてストリートビューで周辺を探して見る。

しばらく捜索しているとようやく発見することができた。

後は現存しているかだ。

ストリートビューで確認できても、現地に行くと消滅していることがよくある。

翌日の2024年8月27日再訪する。

高崎駅東口から北上する。

高崎市の地図は持っていないので、パソコンで見た場所の記憶だけを便りして歩いている。

ないなあ。

こんな離れていたったっけ?

先を進む。

芝崎の交差点に来た。

あっ、確かこの先だった。

残っていてくれるかなあ?

あった!

ようやく出会うことができた。

高崎市高砂町188

発見日  2024年8月27日

発見場所 群馬県高崎市芝崎町

広告主の「松野屋」は現存していないもよう。

中通りは今の中央銀座通りらしい。

もう1枚あると思っていた「成田町31」の琺瑯町名看板

ストビューで見える成田町31があった場所は、更地になっていた。

更地になっていた写真は撮らなかった。

高砂町188と同じ縦型で、広告主も同じだったようだ。

残念。