下総中山駅北口周辺を探索していたところ、レトロ電柱と木製電柱それぞれ2本を発見した。
こんな駅前にもあるんだと大感激!
発見日 2024年8月6、8日
発見場所 千葉県船橋市本中山二丁目
手前に木製電柱、奥にレトロ電柱。
6日に訪れた時は、こんな近くにあるにもかかわらず、気が付かなかった。
まず、木製電柱①から
曲がり角に立っていた。
プレート
加圧式A
日産農林工業株式会社
越中島工場(32)
63
加圧式は加圧して防腐処理したということを意味するらしい。
所々黒く見えるものがあるが、それは防腐処理に使われる石炭クレオソート(コールタールから作られる)というものらしい。
日産農林工業株式会社は兼松サステック株式会社に改称されていた。
数字の63は製造年を示しており、この木製電柱は1963年(昭和38年)に製造されたことになる。
塀に食い込んでいるというか電柱をきれいに避けて塀が造られていた。
モップが吊るされていた。
電柱兼モップ置場。
続いてはレトロ電柱①
奥に見えるのが木製電柱。
コンクリート部分には装飾はないが、長い鉄の棒が特徴的。
上部
レトロ電柱②
普通の人は先の見えないこんな細い道に入ろうとは思わないだろう。
何があるかわからない。
しかし、何もないことの方が多い。
路地とはそんなものさ。
いざ進入。
あった!
しかし、後ろから人の足音が。
通る人がいるんだ。
きっと、地元民だろう。
少し広いところまで行き、そこでやり過ごし、戻る。
レトロ電柱①と同じタイプのものか?
上部
民家内にあるため、下部は確認できず。
来た方向を見る。
良き路地であった。
木製電柱②
先に進むと、少し広い道に出た。
歩いていくと右側にまた路地があった。
イザ、入場!
奥を右に曲がると、突き当り付近に木製電柱が!
ペンシル型ではなく、標準型のものだった。
神奈川県ではよく見かけたが、千葉県で標準型のものは初?かもしれない。
5寸釘かな、長い釘が打込まれていた。
ゆっくり見物していたかったのだが、民家前だったので、怪しまれる前に早々立ち去った。