2024年6月27日、板橋区へ向かうため、池袋駅を降り、豊島区池袋を歩いていた。
この辺りは以前歩いたことはあるはずだが、以前歩いた時と探索眼が変わっているはず、以前とは別視点になっているはずの自分。
経由地をただ歩くだけではつまらないので、細い道、つまり路地を探し求め探索することにした。
池袋に路地などないと思っていたが、結構あるのである。
探索していると、行き止まりの路地があり、その一番奥に気になるものが見えた。
石のアプローチを進んでいく。
えっ?
何と木製電柱だった。
ペンシル型だが。
ここは豊島区なんだけれど。
まあ、他の都心のブランド区でもこんなところにこんなものがと思うものがあるので、あっても不思議ではないのかもしれない。
倒れないようにだろう、金属製のひものようなもので太い木の棒に巻かれている。
えっ?
待てヨ。
もしかしたら、この太い棒も、もしかしたら、元は木製電柱?
上には傘付きのレトロ感ある電球。
細く頼りない電柱であるが、まだ現役のようだ。
このような場所だから生き残っているのかもしれない。
2本目は、板橋区探索後、豊島区池袋に戻ってきたときに発見したもの。
マンション裏の駐車場を何気なく見ると、それが見えた。
それは民家の中にそびえ立っていた。
これは標準型のものだ。
ペンシル型のものならまだわかるが、標準型の太いものが残っているとは驚き。
周辺を探してみたが、これ1本だけだった。
危なくて除去できないのだろう、からまっているつる性の木の残骸がくっついていた。
こちらは街灯は付いていないが、現役。
電線がつながっている。
2本とも今回偶然見つけたものだ。
あるなんて思ってもみなかった。
もしかしたらまだ他にもあるのかもしれない。
何かのついでに探してみることにしよう。