2025年8月12日、勝田台駅から印刷した八千代市の歴史遺産散歩マップを片手に探索を開始したのだが、文字が薄く、老眼の自分の目では、場所をはっきり確認できず、目的のものにほとんど出会うことが出来なかった。ちゃんと所在を確認しておけばよかった。
ほとんど成果がないまま、八千代台駅へ。まだ、時間があったので、住宅団地発祥当時の昭和の香りがする家(築70年近い住宅)が点在しているらしいので、探してみることにした。それらしい家は何軒かあったが、確信は持てなかった。そんな探索をしているうちに古そうな門柱に「千葉県八千代町」と書かれているような表札が目に留まった。よく見ると「千葉郡八千代町」だった。
ようやく目的の「千葉郡」時代のものを見つけることが出来た。丁目・番号が現住所と全く同じなので、見落とすところだった。
①千葉郡八千代町八千代北
発見場所 千葉県八千代市八千代北
②千葉県千葉郡八千代町八千代西
発見場所 千葉県八千代市八千代西
③千葉県八千代町八千代西
発見場所 千葉県八千代市八千代西
これは"千葉郡"が省略されていた。
歴史
1889年(明治22年)
市町村制の施行に伴い、千葉郡大和田村(1891年に町制施行)・同郡睦村・印旛郡阿蘇村が誕生する。
1954年(昭和29年)9月
大和田町と睦村が合併し、新たに千葉郡八千代町が誕生する。八千代の名前は公募によって決定した。同年、印旛郡阿蘇村を吸収合併する。
1957年(昭和32年)12月12日
町名地番整理実施され、八千代台北1~7丁目、八千代台西1~6丁目、7丁目1番~4番となる
1967年(昭和42年)1月1日
流山市と共に市制施行。これにより千葉郡は消滅した。