歩・探・見・感

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市川市青少年補導センターと市川市防犯協会の看板

2024年8月8日、市川市内を探索していたところ、他自治体ではあまり見かけたことがない市川市青少年補導センターの啓蒙看板を発見した。

ネットで調べみたが、この看板について書いているものはないようだ。

そんな誰も関心ないものだが、突っ込みどころがあるこの看板に注目しないわけにはいかない。

それぞれ意図があって書かれたものだろうけれど、自分なりの勝手な解釈を付けてみた。

だから、いい加減だ。

①非行の芽 早くつみとる 思いやり 

赤目のウサギの男の子とリスの女の子がサングラスをかけたモグラの男の子を指さしている絵。

絵からするとモグラが非行少年の役なのだろう。

そして、ウサギの男の子とリスの女の子がモグラの非行少年を見つけ、早めに非行の芽を摘み取ったということになるのだろう。

それが思いやりに繋がるということなのだろう。

②伸ばすな非行 地域の手で

子供会のテントと飛び跳ねている男の子。

男の子は非行少年には見えないけどなあ。

もしかしたら、ジャンプしてこれから非行の道に走ろうとしている?

非行に走らないように地域の子供会で見守っているということなのかもしれない。

きっとそうだ。

知らんけど。

市川市青少年補導センターは1968年(昭和43年)4月に設置され、1994年(平成6年)4月に市川市少年センターに改称された。

となると、この看板は昭和40年代~50年代頃に製作されたものかな。

積極的に探したわけではないが、この2枚しか見つからなかった。

最新版の「令和5年版犯罪白書」によると

少年による刑法犯、危険運転致死傷及び過失運転致死傷等の検挙人員の推移には、昭和期において、26年の16万6,433人をピークとする第一の波、39年の23万8,830人をピークとする第二の波、58年の31万7,438人をピークとする第三の波という三つの大きな波が見られる。平成期においては、平成8年から10年及び13年から15年にそれぞれ一時的な増加があったものの、全体としては減少傾向にあり、24年以降戦後最少を記録し続けて
いた。令和に入ってからも戦後最少を更新し続けていたが、令和4年は前年からわずかに増加し、2万9,897人(前年比0.3%増)であった。

とある。

ピークだった約40年前の1983年(昭和58年)は、もう成人していたな。

その頃そんなに少年による犯罪が多かったとは驚きだ。

続いては、あまり状態は良くないが、市川市防犯協会の看板を紹介することにしよう。

おおかみは夜道で あなたをねらってる!

残念ながら錆で肝心の🐺が見えない。

拐われそうになり叫んでいる女性はなんとなく確認できる。

何と叫んでいるのだろう。

きゃー、助けて~。

かな。

完全版がないかと、ネットで探してみたが見当たらない。

どんな🐺なのだろうか。

気になるので、探しに行こう。