歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

謎の旧町名「千葉縣市川市行德町髙谷」

市川市は何度も探索に訪れたことがあるのだが、千葉県道179号船橋行徳線沿いは初めて探索した。

この通りには古き良き時代のものがいくつか残っていた。

それらは別な記事で紹介することになるかもしれない。

今昔マップで船橋行徳線沿いに古くからある集落がないかと調べていたところ、江戸川近くに「高谷(コウヤ)」と書かれているところがあったので、探索してみることにした。
探索していると、運よく旧町名の痕跡「行德町髙谷」を発見することができた。

今回はそれを紹介することにしよう。

発見日  2024年8月3日

発見場所 千葉県市川市高谷二丁目

"縣""德""髙"の字が使われているのがス・テ・キ!

暑さでボーっとしていて行徳町時代のものをついに発見した!(実は行徳町時代のものはすでに発見していたのだが、解読に手間がかかり、この記事を先にすることにした。)かと喜び勇んだが、頭に市川市が付いていた。

市川市大字行德町字髙谷なのか?

どうなっているの?

歴史は、

1889年(明治22年)4月1日
東葛飾郡本行徳村、伊勢宿村、関ケ島村、下新宿村、大和田村、稲荷木村、上妙典村、下妙典村、河原村、田尻村、高谷村、原木村、二俣村、儀兵衛新田(現・幸、宝)、加藤新田、寺内村飛地、二子村飛地、本郷村飛地、西海神村飛地、印内村飛地が合併し、東葛飾郡行徳町となり、高谷は行徳町の大字となる。

1955年(昭和30年)3月31日
行徳町は市川市編入され、消滅する。

1971年(昭和46年)4月1日
住居表示が実施され、高谷の一部から高谷1~3丁目となる。

となっている。

ということで、2024年8月6日、市川市立図書館を訪れる。

地名に関する書籍で調べてみたけれど、確認できず。

図書館の蔵書に「住居表示旧新・新旧対照表」があるのだが、非公開となっており、確認できない。

ネットで調べてみても「市川市行德町」が存在した形跡は見つからない。

ということで、今のところ、「市川市行德町髙谷」は謎の旧町名、当ブログでは旧町名扱いにしておくことにしよう。

あっ、そうだわ。

紹介するのを忘れるところだったわ。

住居表示前のものも2枚発見したの。

よろしかったら、合わせて紹介することにするわね。

発見日 2024年8月5日

どう?

お気に召したかしら。