今回はさいたま市緑区に現存している小字町名を紹介しよう。
現存していると言っても、今のところ発見したのは、これだけであるので、結構貴重なものだ。
発見日 2021年2月17日
発見場所 埼玉県さいたま市緑区三室
「大古里」?
これを読める方はあまりいないだろう。
さいたま市の難読地名の一つだ。
普通に読むと「おおふるさと」「だいふるさと」「おおこり」「だいこり」「おおこさと」「だいこさと」となってしまうだろう。
正解は「おぶさと」である。
「さと」は普通であるが「大古」を「おぶ」と読めない。
青森県にある三戸郡階上町大字道仏字下大古里の「大古里」は「おおふるさと」と読むらしい。
歴史
1874年(明治7年)12月28日
三室村が宮本新田、三室新田と合併し、新たな三室村が成立。
1879年(明治12年)3月17日
郡区町村編制法により成立した北足立郡に属す。
1889年(明治22年)4月1日
町村制施行に伴い、三室村と道祖土村が合併し、三室村が成立。三室村の大字三室となる。