江戸川区の旧町名「長島町」は約1年前に発見していたが、最近新たに発見したものがあるので、合わせて紹介しよう。
①江戸川区長島町八五八
発見日 2021年9月23日
発見場所 東京都江戸川区中葛西二丁目
②長島町2232-6
発見日 2021年9月23日
③江戸川区長島町二二三二番の五
発見日 2022年9月5日
②を発見した時は気が付かなかったが、すぐ隣にあった。
葉っぱの陰に隠れていたのだった。
④江戸川区長島町二二八五番地
発見日 2022年9月5日
最初通った時、旧町名の表札があることに気が付いたが、少し離れているところに設置されている防犯カメラの存在にも気が付いた。
更に道を挟んだ所にある倉庫からの視線も気になった。
通り過ぎ、角の日陰から、倉庫の様子を確認。
問題なさそうだったので、戻って、表札の写真を撮る。
何もなくスムーズに撮れる時もあるが、このような時も少なくない。
ビビりなのでだいたいはドキドキしている。
⑤江戸川区長島町2300-2
発見日 2022年9月5日
正面から撮ったため、自分の手が写ってしまった。
⑥江戸川区長島町2380-5
発見日 2022年9月5日
看板と表札のダブルで旧町名があるのは珍しいかもしれない。
看板は問題なく撮れたが、表札はすぐには撮れず。
こちらの表札は事務所の右横にあるのが確認できた。
看板を撮った後に、タイミング悪く隣の家に親子連れが帰宅。
道路の反対側でスマホいじり待機。
家の中に入ったことを確認し、近くへ寄る。
えっ!窓が開いている。
表札は開いている窓の先にあるのだ。
人気がなかったような気がしたので、抜き足忍び足で近寄り、無事撮影し、足早に立ち去る。
今回もドキドキ💓だった。
江戸川長島郵便局
長島町会
神社の玉垣に刻まれていた
東京府南葛飾郡葛西村大字長嶌の表札については下記で紹介した。
その中で歴史について記載しているが、再掲しておこう。
江戸時代は武蔵国長島村と言われていた。
明治4年(1871年)
廃藩置県となり幾度かの改正を経て 明治11年(1878年)11月2日東京府南葛飾郡葛西村大字長島となる。
昭和7年(1932年)10月1日
市郡併合により大字、小字が廃止され、東京市江戸川区東長島町となり、昭和9年(1934年)5月1日長島町となる。
昭和18年(1943年)7月1日
東京都制施行により、東京都江戸川区長島町となる。
昭和54年(1979年)11月1日~昭和56年(1981年)11月1日
三ヵ年の間に葛西地区全般が現在の住居表示となる。
地名の由来
江戸川区郷土資料室の『江戸川地名の変遷とその集解』の「二、鎌倉時代の村名」で、「長島 長島の湊といい国府(下総)の外港として栄えたことがあった。」と記載されている。
「五、江戸時代小字の類型的分類と小解」では、水に関係ある地形的呼称の中に長島(村名)の名前があった。
また、江戸川区内に「島という名のついた地名は十カ所に及んでいる。島とは、かぎられた狭、または締の意という。海沼地などの中心に現れている地、四面水にかこまれた土地のことである。」と記載されている。
ここには「長島」の地名の由来の記載はないが、その漢字からすると、「長い」「島」の土地であったことが推測できる。