歩・探・見・感

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「旧二之橋の親柱」と「一之橋の由来」と「一の橋公園」 in 東京都港区

麻布十番付近の歩道を歩いていたところ、木の陰に怪しいものがあるのに気が付いた。

訪問日  2023年12月25日

訪問場所 東京都港区 麻布十番四丁目

写真の右側は現二之橋、左側に旧二之橋の親柱があった。



親柱

ここに残されている親柱は大正時代のものらしい。

二之橋は、橋を渡ったところにあった毛利日向守屋敷に由来して、日向橋とも呼ばれていた。

公園にあった「石を投げないで下さい!」の看板。

昔はそういう悪ガキがいたのだろうけれど、公園はお年寄りのたまり場。

そして今や投げるような石も落ちていない。

上の看板の裏は再開発真っ最中

芝三田小山町の痕跡が消滅していた。

確かこの辺りにあった小山湯や古民家などを撮った写真もあったはず。

一之橋の由来。 

一之橋は元禄12年(1699)8月初めて架けられ、命名されたという。前年の白金御殿(南麻布にあった将軍綱吉の別荘)造営に伴う古川改修により二之橋等とともに架けたものとされているが、改修以前の寛文13年(1673)の地図にその前身とも思われる橋が、近い位置に架けられていたのを見ることが出来る。一之橋は十番商店街を控え、古くからの交通の要所であって、今日も都心南部での著名な橋の一つとなっている。

昭和58年1月  港区

一の橋公園


平成20年度から一時休止していたが、公園整備が完了したため、令和5年6月24日に公園の全面供用が開始された。

水膜壁泉



ブリッジ噴水