歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

北鎌倉駅ホーム脇にある閉鎖されている緑の洞門

鎌倉駅へ向かう途中、ひとつ前の駅の北鎌倉駅に停車した時、北鎌倉駅の外に見えるものが気になっていた。

降りて確認してみたくなった。

2024年4月25日、初めて北鎌倉駅で降りる。



駅の外に設置されているものをホームから確認してみる。



この岩塊は鎌倉の貴重な文化財です。

平安時代後期よりこのトンネルの有る岩塊は鎌倉の北の境界でした。もとは前面の鎌倉街道まで伸びていたもので、鎌倉時代中期には第三代執権についたばかりの北条泰時が、鎌倉を災いから守る四角四境祭をこの岩の外側でおこなっています。また鎌倉時代後期には円覚寺の西側境界ともなりました。
一遍上人が第八代執権北条時宗に出会う「一遍聖絵」の有名な巨袋坂の場面は、この岩塊の先端の路上です。
鎌倉時代の鎌倉を今にとどめる貴重な遺跡です。

北鎌倉史跡研究会

この岩塊・洞門(トンネル)が壊されようとしています

この白いシートの中には、写真のように美 しい洞門(トンネル)があります。
私たちは文化的景観である尾根と洞門を安全な方法で保全し、人や自転車が一刻も 早く通行できるよう求めて活動しています。
時々、私たちはここに立ち、情報提供および、皆様の意見をお伺いしています。
<北鎌倉緑の洞門を守る会>

洞門をホームから手を伸ばして撮ってみる。

笹などで中が見えない。

反対側



下りホームの中程にある時間限定の臨時口を出て確認しに行く。

こちらからは中が見通せた。



2015年4月27日、下り最終列車が北鎌倉駅を発車すると、緑の洞門はフェンスで囲まれてしまったらしい。

閉鎖されてから、約9年、まだ大きな動きはないようだ。

2024年(令和6年)3月1日に開催された鎌倉市議会2月定例会では「陳情 第32号 北鎌倉緑の洞門(北鎌倉隧道)の通行再開についての陳情」が議題になっていた。


臨時口にいた駅員に、「こちらから円覚寺には行けますか?」と聞くと「ぐるっと回ればいけます。」と言われたので、行ってみるが結構階段を上ることになり、住宅街に着いた。

この先のトンネルとは「緑の洞門」のことを差しているのかな?

なんか間違えた様だ。

スマホで確認すると、戻れと言っている。

随分来たのに?

仕方ない戻るよ。

さっきの洞門が通れればすぐだったのにと思った。

北鎌倉駅西口

北鎌倉駅東口

1930年(昭和5年)10月1日、駅へ昇格し、北鎌倉駅が開業。この頃に現在の駅舎が建設された。

2024年5月23日、東口から進入してみた。


この先のトンネルは、交通の危険を防止するため、道路法第45条の規定により○○○○○○しています。
下記の地図のとおり、迂回をお願いします
ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

突き当り

この付近は私有地であることを周知します。

【トンネル通行禁止】
このトンネルは、隧道坑口部及び上部法面の剥落による交通の危険を防止するため道路法第66条の規定により、車両及び歩行者の通行を禁止します。
通行を禁止する期間については、平成27年4月28日から安全性が確認できるまでの期間とします。