歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

やすらぎのこみちのレトロ電柱と境界石 in 東京都西東京市

總持寺方面から「やすらぎのこみち」を歩いていく。



発見日  2024年8月23日

発見場所 東京都西東京市田無町三丁目

右側の路地の先を見ると、レトロ電柱が立っているが見えた。

1本目の路地

これは役目を終えていた。

上部の装飾



ここのは下部の土台がどっしりしている。




ちょっと右に傾いている。

これは現役。

プレートが取り外された跡

上下に穴が残っている。

電力プレート付き



下部



2本目の路地

写真を撮ろうとしたら、「何しているんですか?」と窓から顔を出したおじさんに声をかけられた。

「電柱の写真を撮っているんです。」

「電柱の写真?家の中を撮っているんじゃないの?」

「違います。」

「そうなの。」と言って引っ込んでくれた。

これも現役。

頑張っている~。

下部



これだけ田無町本町のプレートが付いていた。

田無町本町?

歴史を調べてみよう。

1889年(明治22年)4月1日
町村制施行に伴い、田無町が発足。

1893年明治26年
北多摩郡東京府へ移管され、東京府北多摩郡の所属となる。

1943年(昭和18年)7月1日
東京都制施行により東京都の所属となる。

1966年(昭和41年)9月1日
住居表示により北多摩郡田無町本町となる。

1967年(昭和42年)1月1日
市制を施行し、田無市となる。
田無市本町

2001年(平成13年)1月21日
保谷市と合併し西東京市が発足。同日、田無市も廃止された。
西東京市田無町

田無町本町は1966年(昭和41年)9月1日から3ヶ月間しか存在しなかったことになる。

結構レアな旧町名だった。

次紹介するものは、それほど珍しいものではないが、自分の推しのひとつなので、一応紹介しておこう。

郵便局の境界石