歩・探・見・感

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旧町名 東京府北多摩郡調布町國領字八雲台

東京都調布市東京府時代の古いものが見つかったので、紹介しよう。

 

発見日  2022年3月3日

発見場所 東京都調布市八雲台1丁目

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八雲台は「やくもだい」と読むと思っていたが、「やぐもだい」と濁るのだった。

 

1889年(明治22年)4月1日
町村制施行により、神奈川県北多摩郡に現在の市域にあたる以下の2町村が発足。 調布町(布田小島分村、上石原村、下石原村、上布田村、下布田村、国領宿、上ヶ給村、飛田給村が合併)
神代村(深大寺村、佐須村、金子村、柴崎村、下仙川村、入間村、大町村の全域および北野村の一部が合併)

1893年明治26年 )4月1日
三多摩地区が神奈川県から東京府に移管される。

1943年(昭和18年)7月1日
東京都制施行。

1952年(昭和27年)11月3日
町制施行により、神代村が神代町に。

1955年(昭和30年) 4月1日
調布町と神代町が合併し、市制施行。調布市となる。

1985年9月1日
町名地番整理により八雲台が新設される。

 

八雲台の地名の由来は、調べたが分からなかったが、八雲で検索したら、国領神社について、次の記述が見つかった。
国領神社は、国領宿の鎮守であった国領神社(旧称・第六天社)と、現社地にあった八雲神明社を昭和38年(1963)に合祀したものである。

さらに調べていたら、境内社に「カサモリ稲荷」「八雲稲荷(荻窪稲荷)」のふたつの稲荷神社があることがわかった。
カサモリ稲荷は昭和38年に第六天社(旧・国領神社)移転に際して現在地に遷座。明治45年の刻銘あり。
八雲稲荷は小田原北条氏の落ち武者であった荻窪玄蕃守が当地に邸をかまえ鬼門除けに祀ったとされている。もとは荻窪稲荷とも称された。村内の神明社に祀られていたが、昭和38年に八雲神明社の土地に第六天社が移転してきたときに境内末社となった。大正11年の刻銘あり。

この八雲からとったものなのかと思ったが、どうなのだろうか?
由来が分からないと、夜も眠れない。

というのは冗談だが、図書館に行って調べてみようかな。