当ブログでは家屋調査済証も旧町名の痕跡の一つとして紹介することにしている。
発見日 2023年1月19日
発見場所 埼玉県加須市
4枚のプレートが縦に並んでた。
①上から3番目に加須町時代の家屋調査済証があった。
北埼玉郡加須町が市制施行して加須市となったのが1954年(昭和29年)5月3日なので、約70年以上も前のものだ。
②加須市になってからのもの タイプ1
③加須市になってからのもの タイプ2
②より③の方が新しいものと思われる。
家屋調査済証とは、家屋を新築または増築した年に、税務課職員によって家屋調査を行ってもらったということを示すもの。
加須市のものはネットになかったので、群馬県高崎市の市税条例施行規則のものになるが、以下の条項があった。
(家屋調査済証)
第28条 法第409条に規定する固定資産の評価において家屋の調査を行った場合は、当該家屋の適宜な箇所に家屋調査済証(様式第47号)をはり付けるものとする。
埼玉県新座市では、家屋調査済証を配布していたが、つい最近の令和3年度から取りやめたそうだ。