歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

竹林の小道とイイナパーク川口の夕景

まだ紹介していないが、最近、赤山街道巡りをしている。

赤山街道とは、江戸時代に関東地方発展の礎を築いた伊奈氏が、土木工事を推進する中で、拠点とした足立郡赤山(現埼玉県川口市赤山)の赤山陣屋と現地との連絡や物資の輸送を目的として設けた道路のことだ。

この日(2023年1月31日)は、赤山陣屋跡へ行ってみることにした。

自宅から目的地までの距離をYahoo!地図で調べたところ、約10kmだった。
予定だと徒歩で2時間ちょっとのはずだが、寄り道ばかりしていたので、2時間オーバーの約4時間もかかってしまった。

 

赤山街道については、まとめるのには時間がかかりそうなので、今回は、探索途中で出会った風景のいくつかを紹介することにしよう。

 

三重塔で有名な西福寺を後にして、赤山陣屋跡へ向かう。

坂を下ったところに案内板があった。

赤山城跡?

赤山陣屋跡と違うのか?

事前に確認したのは、所在地だけで、下調べはあまりしていなかった。

まあ、いいや。

行ってみよう。

2通りの行き方が記されている。

竹林の小道を経由するより400m近い910mの右から行くか、1300mだが竹林の小道を経由して行くか?

下の赤山城跡と記されている案内板の文字の方が大きい。

こちらがおすすめということかな? 

400mなんて差は全然気にならない。

当然、竹林の小道を選んだ。

 

なかなかいい雰囲気ではないか。

ただ下が土なので、雨の日はお勧めできない。

 

竹林に差し込む太陽の光がまぶしい。

このような色のついた光が写りこんだのは初めてだ。

 

更に進む。

歩くと踏みつける落ち葉の音がする。

都会では舗装だらけの道が多いので、このような道はいいよね。

 

また竹林の間から太陽を撮ってみた。

先ほど撮った光より大きいものが撮れた。

 

開けた。

平日だったからか、ここまで誰とも出会わなかった。

民家が右側にあって、奥に見えるのは東京外環自動車道

 

後ろを振り返ってみる。

いい感じの小道であった。
しかし「小道」という名前より「小径」とか「小路」の方がよかったような気がする。

 

 

イイナパーク川口(赤山歴史自然公園)

公園名の由来
「イイナパーク川口 IINA PARK KAWAGUCHI」 という名前の由来は、本公園の近くに、寛永6年(1629)に関東郡代伊奈半十郎忠治が築造し、以後163年間にわたり在地支配の拠点として機能してきた赤山城跡(赤山陣屋敷址)があるなど、地域特有の歴史的事実に基づく「赤山の伊奈氏」(イナ)が連想できること。 さらに、公園に訪れた方々が 川口の歴史を知る機会となるとともに、「良いもの、良いこと」などが連想できるフレーズ(イイナ)はポジティブな印象を与え、子どもから 大人まで親しみやすく、覚えやすいことなどから命名しました。

 

もともとこの場所にあった『川口パーキングエリア』を整備し、川口市運営の公園『イイナパーク川口』と連結することで、首都高初のハイウェイオアシスが誕生した。

沿革

平成30年4月3日
フワフワドームや歴史自然資料館、地域物産館等の施設を含んだ公園として一部開園

令和3年6月4日
里山の雑木林やトンボ池等、環境学習の場として北側区域が開園

令和4年4月1日
公園正門駐車場、遊具エリアが開園

令和4年4月25日
首都高初のハイウェイオアシスとなる「川口ハイウェイオアシス」がオープンし、公園全体を開園

所在地 埼玉県川口市赤山501-1

 

高速道路利用者だけではなく外部から入れて利用できるところがいい。

 

ここに立ち寄ったのは歴史自然資料館があるからだ。

歴史自然資料館というわりに展示物は少なかったが、赤山陣屋跡の資料などがあり、自分としては、満足であった。

 

歴史自然資料館を訪問後、夕景がきれいだったので、広場から水鳥の池を撮ってみた。