歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

法昌寺裏のレトロ電柱とたこ地蔵

発見日  2024年6月20日

発見場所 東京都台東区下谷二丁目

日蓮像の後ろ姿とレトロ電柱のコラボ

レトロ電柱の上部

中間部

下部



日照山 法昌寺

まだお参りしたことがなかったと思うので、入らせていただく。

日蓮

たこ地蔵というものがあった。

アッ、あのたこ八郎のお地蔵さんだった。

あのたこ八郎と言っても若い人は知らないかもしれない。

帽子をかぶっているのでわかりにくくなっているが、髪型や酔っぱらいに噛み切られて一部がない右耳が再現されている。

お地蔵さんには「めいわくかけてありがとう。 たこ八郎」という本人の筆による文字が刻まれている。

願主には錚々たる方たちの名前が刻まれている。

由利徹赤塚不二夫山本晋也

グローブのモニュメント

無病息災を祈念し、由利徹赤塚不二夫、外波山文明、立松和平らの呼びかけで、当山に「たこ地蔵」尊が建ったのは、昭和六十年十月十日、盛大な除幕法要がおこなわれた。
たこ八郎、本名斉藤清作、元プロボクサー 日本フライ級チャンピオン。日本中の茶の間を笑いの渦に巻き込み、人気絶頂の唯中、「迷惑かけてありがとう」の名言を遺し、メイワクをかけることもなく、「ぽっくり」海へ帰って行った。
赤塚不二夫は、たこ八郎を偲び「妖精のようだ」と言った。

下谷毘沙門天 法昌寺

毘沙門天たこ八郎

法昌寺は、慶安の昔、大本山光長寺日紹上人が開かれた法華本門の道場です。当山には「伝教大師御作・日蓮大聖人御開眼」の毘沙門天を奉安、近在の進行を集めてまいりました。
毘沙門天は、四天王のおひとりで、世を護るところから「護世者」ともいい、仏の法を聞くところから「多聞天」とも呼ばれています。

毘沙門天は、末法万年、乱世の現代を雄々しく勝ち抜く「戦勝の軍神」「開運の福神」にほかなりません。なにとぞ身体健全、當病平癒、増益壽命、商売繁盛、交通安全、進学成就ならしめたまえ。

本堂右手、合掌のお姿は、昭和のコメディアン「たこ八郎」。元日本フライ級チャンピオン斉藤清作、改めまして「たこ地蔵」です。日本中の茶の間を爆笑の渦に巻き込み、人気絶頂の昭和60年7月、突如「ぽっくり」海に帰って行った。由利徹赤塚不二夫、外波山文明、立松和平らの呼びかけで、「たこ地蔵」開眼の盛大な除幕式が行われた。
そのまなざしは常に優しく人々に注がれ、一人裏町のアパートに住み、宮沢賢治が理想とした「雨ニモマケズ」の「欲ハナク/決シテ瞋ラズ/イツモシズカニワラッテヰル」の世界を実践した。

山門石造りのお堂は、「下谷観音堂」です。日本最古の金銅仏「救世観音」のご分身が、大慈大悲のお姿で拝む者の苦を救って下さいます。

授与品 毘沙門天「護符」
    毘沙門天「勝守」
    毘沙門天「勝絵馬」

無病息災 たこ八郎の「ぼっくり成仏」

法昌寺

毘沙門天

意外な方のお地蔵さんがいる寺であった。