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旧町名 古河市観音寺町

今回は茨城県古河市の旧町名「観音寺町」を紹介しよう。

 

ところで、茨城県は何と読むのかご存じだろうか?

「いばらぎけん」?「いばらきけん」?

えっ、何が違うって?

「いばら"ぎ"」と濁るか「いばら"き"」と濁らないかだ。

正解は「いばらきけん」で、濁らない。

「茨城」を「いばらぎ」と読んでしまう原因は、「いばらき」だと主張しているはずの茨城県民のせいだ、とする説がある。
それは、「茨城弁」と呼ばれる方言だ。茨城弁には、文頭以外のカ行やタ行が濁る傾向がある。例えば「柿」は「かぎ」になり、「分からない」は「分がらない」になる。同様に考えると、「いばらき」も「いばらぎ」になってしまう。
この結果、県民自らが発音している「いばらぎ」が広まってしまい、誤解されるようになったという説だ。

ちなみに、大阪府の「茨木市」も「いばらきし」と濁らない。

 

古河市観音寺町六八〇一

発見日  2020年5月11日

発見場所 茨城県古河市錦町

 

古河市観音寺町六八三四

発見日  2022年9月19日

発見場所 茨城県古河市錦町

 

観音寺町自治

 

歴史

1889年(明治22年)4月1日
町村制施行により現在の市域の町村が成立。

1950年(昭和25年)8月1日
古河町が市制を施行し、古河市となる。

1976年(昭和51年)
錦町・桜町となり、観音寺町は消滅。

2005年(平成17年)9月12日
古河市総和町三和町が合併(新設合併)し、新たに古河市となる。

 

古河の地名の由来

諸説あり。
未開地などを意味する「空閑(くが)」に由来する。
また、川沿いの浸食地形に由来するともいわれる。
万葉集東歌に「まくらがの許我の渡り」とあるのが地名の初出。これに由来するという。

観音寺町の地名の由来

調べてみたが、わからなかった。

長谷観音が由来かと思ったが、長谷町にあるので、違うようだ。