どこを歩いていても、常に何かないかと目を光らせている。
私有地かわからないグレーゾーンもあるが、立入禁止と書いていなければ、基本的には探索区域となる。
探索日 2024年3月14日
水道町を歩いていたら、すれ違いが難しそうな細い路地を発見。
出口が見えない。
進むが、誰とも出会わない。
途中、横道があった。
行きたい欲求に誘われたが、まずこの路地を制覇しなければならない。
ようやく通りに出た。
来た方向を振り返る。
通りを挟んで更に続く路地
途中横切る道があったが、目白通りまで続く長い路地だった。
ここに来るまでにこんなところに出るんだというマニア心をくすぐる路地がいくつかあったのだが、撮り忘れてしまった。
にわかマニアなので、そういうことがよくある。
もうどこだったかもよく覚えていないし、行こうと思ってもたどり着けないかもしれない。
そうだ、途中に出会ったものを撮っていた。
写真の左奥方面から出てくると広場があり、そこには井戸と赤城幼稚園址碑があった。
赤城幼稚園は、2008(平成20)年に少子化の影響を受け、閉園となったらしい。
ここで、路地に関する本が出ているのか調べてみよう。
やはりあった。
・東京「路地裏」ブラ歩き 路地裏の達人が“通の楽しみ方”を徹底ガイド!
・江戸東京の路地―身体感覚で探る場の魅力
・東京路地裏横丁
・東京路地裏観光: スニック横丁で待ってるわ
図書館にあるかなあ。
次は山吹町で素晴らしい看板を発見。
しばらく見惚れてしまった。
シルバーのものは修復したものだろうか?
撮った写真をよく見ると下の部分が少し切れていた。
ザンネン。
鬼瓦みたいなもの?
素晴らしい!
看板の部分部分を見ていこう。
右側
中央右
中央左
左側
左側の下の方にあったもの
庇
銅板の模様は見たことがあるものもあるが、初めてのものがほとんどだ。
今まで見てきた銅板葺き看板建築でもこれほど多くの模様が使われているのは見たことがない。
特に凄いのは枠の部分で、同じ模様がない。
数えてみると、枠の中は6種類、枠は上9、右3、左3、下9の合わせると24種類、庇は2種類、トータルで32種類。
数え間違いがあるかも知れないが、30種類以上はあるだろう。
模様については詳しくないので、何という種類かわからないが、江戸小紋をモチーフにしているのかもしれない。
元は戦前から続く板金屋さんだったのだろうか。