ひばりが丘団地は、1959年(昭和34年)に日本住宅公団(都市再生機構=URの前身)が中島航空金属田無製造所の跡地に造成した。
1999年(平成11年)から2012年(平成24年)にかけ、大規模な再生事業が行われ、中層マンション、戸建て住宅、公共施設が複合した住宅地区へと建て替えられた。
ひばりが丘パークヒルズの案内図
この中に旧ひばりが丘団地のレガシーが残されているらしい。
東久留米市と西東京市を探索する予定を立てていたので、探してみることにした。
探索日 2024年8月20、22日
公園
たんぽぽ広場入口付近にある「ひばりヶ丘こうえん」と刻まれたモニュメント。
ちょうど雨が降り始め、雨があたったところが別な色になっている。
古い「ひばりヶ丘団地案内図」を見るとこの辺りは公園だったようなので、そのまま残されているのかもしれない。
現在の「ひばりが丘公園」は西東京市ひばりが丘一丁目2番地にある。
ひばりが丘団地時代からあったものと思われる広場の遊具。
滑り台
砂場
探せば、まだ他にもあるのかもしれない。
境界石
ひばりが丘団地交番横にある東京ガス整圧器室付近に境界石があった。
整圧器室とは・・・
都市ガスは、高圧⇒中圧⇒低圧と圧力を下げて契約者のもとに届けられる。地区ガバナは、中圧から低圧に都市ガスの圧力を下げる役目を担っていて、この地区ガバナが入っているところ。
正面には日本住宅公団の紋章、円の中に「住」の文字がある。
「住」の文字がわかりにくいね。
自分的にはこの砂利混じりのコンクリートもいいと感じてしまう。
左側面には「境界」の文字。
「ひばりが丘パークヒルズ」に残されている境界石はこれだけのようだ。
このような境界石の製造方法も気になるところ。
型に流し込んで作るのだろうか?
何時になるかわからないけれど、次回は建物編の予定。