歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

奈良県奈良市探索記録(2022年4月7日)

2022年4月7日(木)~2022年4月9日(土)に奈良県にある吉野山のお花見をメインに行ってきた。

奈良県の訪問は3回目だ。
初回は中学の修学旅行の時、2回目は10年以上前になるが、息子が高校3年生の時に埼玉県代表の一員として奈良インターハイの陸上4×100mリレー、4継に参加して以来だった。
息子は1走、2走とのバトンミスでこの組最後にフィニッシュすることになってしまった。もしうまく渡っていたら、準決勝まで行けるくらいのタイムを持ったチームだったはずなのにと、非常に残念な記憶がよみがえった。
東京オリンピックでもそうだったが、一流の選手でもバトンを繋げるのは非常に難しい。
大舞台となると攻めてしまうので、仕方のない結果だったと思う。
誰が悪いわけでもない。

あれ?何の話をしているんだ。
時じゃなくて、話を戻そう。
時が戻れば、いいのになあ。
落ち着けとアドバイスしてあげたい。

 

自分的には、奈良市に現存する仁丹町名表示板探索がメインであった。
しかし、今回は妻との旅行なので、実質的には仁丹町名表示板探索はサブ、おまけとならざるを得なかった。

今回の旅行は初日からいくつかのトラブルがあった。
大きなトラブルではなかったが、気楽な1人ではないので、逆に何もないのが不自然なのかもしれない。
スケジュール通りに行くはずがない。
そのハプニングが足袋、えっ?
誤変換だ。
旅の記憶としてよく残る。

新幹線の切符は東京駅で楽に買えると思っていて、予約はしていなかった。
しかし、現実は違っていた。
機械だと時間がかかりそうなので、窓口で買うことにする。
1人先客がいたが、すぐ対応してもらえた。
8時台の新幹線なのだが、混んでいて、二人掛けは空いていなく、三人掛けの通路側なら空いているとのことだったので、仕方ないが、それにする。

東京駅構内で朝食を買い、新幹線乗り場へ。
京都駅までは、なにもなく、当たり前だが、時間通り到着。


京都駅に着き、改札を出たところがすぐ近鉄の京都駅だった。
特急の予約を機械でしようとしたが、何故かクレジットカードのパスワードエラーになってしまう。
ICカードでもエラーになる。
乗車時間ギリギリになってしまった。
窓口で買おうと思ったが、電車の中で精算してくださいということだったので、改札をICカードで通り、特急に飛び乗った。
すぐ発車となり、スリル満点であった。
その後、車内で精算する機会もなく、奈良駅に着いてしまった。
よかったのか?と思ったが、そのま改札を出てしまった・・・。

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探索する前に泊まるホテルに荷物を預けるだけのつもりだったが、チェックインの手続きをすることになる。
説明を上の空で聞いていて、長いなあと思いながら、今後の予定を考えていた。
ようやく解放され、探索開始。
ではない。
今回は妻がいるので、予定していたランチの場所へ。
いつもは食事の写真は載せないのだが、いや、いつもは食事していないので載せようがなかったというのが正しい。

今ふと気が付いた。
ここまで書いてきたが、この文章を読んでくれる人はいるのだろうか?
と思ったが、ブログは個人的なものなので、読んでくれるかは問題ではない。
自分で書きたいことを書けばいい。
小説家ではないのだから。

さあ、再び時を戻そう。
戻ったのか?
戻るわけがない。
文章の上で戻っただけだ。

 

そうめん処スルスル

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古民家を改装したそうだ。
すぐ入店できた。

 

鯛だしクリームそうめんセット

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鯛だしをベースに、あさりの旨味とふわふわに泡立てたクリームスープが、細麺によく絡み濃厚なのにやさしい味わい。

本場・桜井市三輪の製麺所から直接仕入れた手延べそうめん。ここでは、フレンチの魚の出汁に着想を得たスープで仕上げられた今まで食べていたそうめんとは違う新たなそうめんに出会うことができる。

 

西新屋町の仁丹町名表示板発見!
仁丹の町名表示板発見については、別記事で投稿予定。

庚申堂訪問

奈良町資料館訪問

 

興福寺五重塔

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鹿にせんべいをあげる子供たち

五重塔は今年2022年度から大修理が予定されている。

 

東金堂(とうこんどう)と五重塔

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堂内は室町時代に造立された本尊薬師如来坐像を中心に、日光・月光菩薩立像、文殊菩薩坐像、維摩居士坐像、十二神将立像、四天王立像などが安置されている。

 

東金堂にかけられている鹿の模様が描かれた暖簾?

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国宝館

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ようやく阿修羅に出会えた。その他と言っては失礼だが、それぞれが見ごたえがある国宝館だった。

 

ホテルに戻っておやつ
15:00~16:30限定のSeasonal奈良の素材を活かした季節限定Food

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~春の訪れ~苺尽くしのアフタヌーン
・苺食べ放題/植村牛乳練乳
・パンナコッタ 苺のマルムナード
・紅茶とストロベリークッキー
・苺とフランボワーズのプティシュー
・プチケーキ 
彩り野菜のミックスピザ
練乳はあったかな?

スパークリングワインもあったので、いい気分になれた。

 

ほろ酔い気分で再び探索開始

 

漬物店のディスプレイ

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ならまち格子の家

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係の人が、建物の仕組みをいくつか教えてくれた。
色々工夫されて、造られているのが分かった。

 

大和路おもいで発信ポスト

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ポストの上に載っているのは唐招提寺金堂。
この「大和路おもいで発信ポスト」はここだけでなく、奈良市内のJR奈良駅東口や三山亭食堂などに複数設置されているようだ。

 

菓子屋の店内に設置されていた

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菓子よりこういう物に目が行ってしまう。

 

納院町の仁丹町名表示板発見!

 

鹿猿狐ビルヂング 中川政七商店 奈良本店にビルの名称と同じ「鹿・猿・狐」のオブジェが置かれている。

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最初はあるから撮っただけだった。
この記事を書いているときに気が付いた。
何かと思ったら、よく見てみると鹿の上に乗った猿とそれを見ている狐だった。

作者のStephanie Quayle(ステファニー・クエール)氏は、1982年イギリス・マン島生まれ。イギリスを拠点とするアーティストで、セラミックで動物の彫刻作品を制作している。

2015年の表参道の路面店オープンのとき、ステファニー・クエール氏より鹿のオブジェを購入したはずが、届いてみるとその背中には猿が乗ってたらしい。注文したものと違う!となったが、その年の干支が猿だったので、そのまま展示していたそうだ。
その後表参道店の閉店とともにしばし倉庫で眠っていたものが、「あとキツネがいればビルの名前と同じになる!」とステファニー氏に依頼し、3匹が揃ったということらしい。

最初から3匹一緒に製作されたのだと思っていたが、違った。

 

ホテルに戻り、再チェックインする。

妻はホテルで休むというので、ここからは一人で、探索開始。

 

開花

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ならまちセンターの敷地内に設置されている。
イラン人アーティスト、サハンド・ヘサミヤンさんが、蓮の花をかたどったオブジェ「開花」を、奈良市で開催された文化交流事業「東アジア文化都市」に出展。
 興福寺・三重塔前で展示され、展示終了後に寄贈し、ならまちセンターに設置されたものらしい。

 

リボンオレンジの自動販売

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当然稼働していない。

中央はプラッシーアップルのようだが、右側はコーヒー?左側はSOBEK?

 

上久保町の仁丹町名表示板発見!

 

たばこ看板発見

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これは、「悠久の思い出さん」に乗っていた看板と同じもののようだ。
確かに都内では見かけたことがない。

 

春鹿醸造

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この日の夕食のフリードリンクの一つがこの酒造の純米吟醸だったことは後に知ることになる。

今西清兵衛商店のホームページより

日本で最初の国際都市「奈良」は日本酒発祥の地といわれています。今西家はこの地で明治17年(1884年)より酒造業を始めました。 蔵元は春日大社東大寺などの世界遺産にほど近い、昔の風情を残す奈良町にございます。
酒銘の由来は、春日の神々が鹿に乗って奈良の地へやってきたという伝説から、「春日神鹿」(かすがしんろく)と名付け後に「春鹿」(はるしか)に改め今日に至っております。
厳選された原料米を高精白に磨き、軽い呈味で、まろやかな口当たりの酒、華やかな香りのあるキレ味の良い酒を醸してきました。これらの商品は、日本はもとより、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・オーストラリア・香港など世界十数カ国に輸出され人々の楽しい夕べを演出しております。味・コク・香り、すべての点で先進技術と高品質を誇った奈良酒、南都諸白の伝統を現在に伝えることが、春鹿創業以来の変わることなき姿勢です。

 

ネパールの伝統的飾窓

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身代り申

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奈良町(ならまち)の家の軒先に赤いぬいぐるみがぶら下がっている。これは、「庚申(こうしん)さん」のお使いの申をかたどったお守りで、魔除けを意味し、家の中に災難が入ってこないように吊るしている。災いを代わりに受けてくださることから「身代り申」とよばれている。 また、背中に願い事を書いてつるす「願い申」ともいう。

 

彫刻のあるまち

奈良市では「彫刻のあるまちづくり事業」として、街角や公園等に彫刻を設置することにより、市民生活にゆとりとうるおいを提供するとともに、市民の皆さんに身近に芸術作品にふれていただき、豊かな人間性と市民文化を育むまちづくりを推進するために彫刻を設置しています。

全部で下記の9作品あるそうだ。

華、花と一輪車と少年、流星と四角い風、軌跡の器、平和の調べ、21世紀への飛躍、
むこう側の見える石、今昔のひだまり、Toki no Utsuwa

いくつか見たような気がするが、これが一番印象的だった。

『21世紀への飛躍』

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奈良町情報館の前にある。

神箸勝氏作

「奈良のシンボルである鹿をテーマにしています。
近年、神よりの使者として、白い鹿が誕生しました。
この白鹿のオスが、青年期になる頃のイメージして、大いなる奈良町の発展と奈良市の21世紀にむけて、新しい時代への改革を勇気と情熱を持って行動される年を願い、さらなる飛躍をめざしたポーズを制作しました。 」

 

総歩数18,549歩
午後からの探索だったので、あまり歩数は伸びなかった。